
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR奥羽本線 (石川駅~青森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +13.3%( +2.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて -43.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 25.0年から +11.0 %増)。平均専有面積は 67.8 ㎡ (昨年 52.5 ㎡から +29.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。弘前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは弘前駅で昨年に比べ +61.4 %、単価は 18.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(弘前駅)は +61.4 %(単価 +7.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(青森駅)は -11.5 %(単価 -2.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 25.0 年 → 2021年 27.8 年、+11.0 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.9 分 → 2021年 17.2 分、+24.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 61.5 % → 2021年 75.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -11.5%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +61.4%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR奥羽本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
石川駅 | - | - | - |
弘前駅 | 18.7万/㎡ (32.7年/57.5㎡) | 11.6万/㎡ (25.4年/54.4㎡) | 33.7万/㎡ (0年/80.0㎡) |
新青森駅 | 11.2万/㎡ (32.0年/85.0㎡) | - | - |
青森駅 | 18.7万/㎡ (23.0年/73.8㎡) | 21.1万/㎡ (24.7年/50.0㎡) | 21.8万/㎡ (18.3年/66.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
弘前駅 18.7 万/㎡(昨年同期比 +61.4 %)
弘前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +61.4%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.7年(昨年 25.4年から +28.9 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 54.4 ㎡から +5.6 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.4 年 → 2021年 32.7 年、+28.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 100.0 %)
青森駅 18.7 万/㎡(昨年同期比 -11.5 %)
青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -11.5%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 24.7年から -6.9 %減)。平均専有面積は 73.8 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +47.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.1 分 → 2021年 16.5 分、+35.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示