【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年10月〜12月期のJR信越本線 (高崎駅~安中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +54.9%( +14.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2020年)に比べて +56.2%( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 23.9年から -24.6 %減)。平均専有面積は 67.2 ㎡ (昨年 60.6 ㎡から +10.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。高崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高崎駅で昨年に比べ +55.1 %、単価は 41.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高崎駅)は +55.1 %(単価 +14.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(北高崎駅)は -6.4 %(単価 -1.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.9 年 → 2021年 18.0 年、-24.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 24.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +55.1%( +14.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -6.4%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR信越本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高崎駅 | 41.8万/㎡ (17.5年/67.5㎡) | 27.0万/㎡ (24.6年/58.2㎡) | 30.0万/㎡ (22.1年/61.4㎡) |
北高崎駅 | 21.7万/㎡ (30.8年/60.0㎡) | 23.2万/㎡ (18.8年/77.5㎡) | 26.2万/㎡ (26.8年/67.5㎡) |
群馬八幡駅 | - | - | - |
安中駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高崎駅 41.8 万/㎡(昨年同期比 +55.1 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +55.1%( +14.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 24.6年から -29.0 %減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 58.2 ㎡から +16.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.6 年 → 2021年 17.5 年、-29.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.1 % → 2021年 25.0 %)
北高崎駅 21.7 万/㎡(昨年同期比 -6.4 %)
北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -6.4%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 18.8年から +64.0 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -22.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.8 年 → 2021年 30.8 年、+64.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示