【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR越後線 (柏崎駅~新潟駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -3.1%( -0.6万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 73 件(1年前(2020年)に比べて +58.7%( +27件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.7年(昨年 28.7年から +7.1 %増)。平均専有面積は 60.9 ㎡ (昨年 54.6 ㎡から +11.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。白山駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは関屋駅で昨年に比べ -71.9 %、単価は 6.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青山駅)は +218.9 %(単価 +10.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(関屋駅)は -71.9 %(単価 -17.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 47.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.3 % → 2021年 11.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.7 % → 2021年 29.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +2.6%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 55 件(1年前(2020年)に比べて +44.7%( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -71.9%( -17.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR越後線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
柏崎駅 | - | - | - |
桐原駅 | 14.5万/㎡ (30.3年/40.0㎡) | - | - |
寺泊駅 | 5.0万/㎡ (37.3年/30.0㎡) | - | - |
分水駅 | - | - | - |
岩室駅 | - | - | - |
内野駅 | - | - | - |
新潟大学前駅 | - | - | - |
寺尾駅 | - | 10.2万/㎡ (32.3年/45.0㎡) | - |
小針駅 | 20.7万/㎡ (20.3年/77.5㎡) | - | 14.5万/㎡ (22.3年/65.0㎡) |
青山駅 | 14.5万/㎡ (38.3年/66.7㎡) | 4.5万/㎡ (0年/55.0㎡) | 22.5万/㎡ (25.3年/70.0㎡) |
関屋駅 | 6.8万/㎡ (36.3年/52.5㎡) | 24.1万/㎡ (18.3年/45.0㎡) | - |
白山駅 | 15.1万/㎡ (33.3年/61.7㎡) | 18.3万/㎡ (27.6年/62.5㎡) | 11.8万/㎡ (36.3年/45.0㎡) |
新潟駅 | 21.6万/㎡ (29.2年/60.8㎡) | 21.1万/㎡ (29.1年/54.5㎡) | 21.6万/㎡ (25.3年/62.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青山駅 14.5 万/㎡(昨年同期比 +218.9 %)
青山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +218.9%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +21.2 %増)。
関屋駅 6.8 万/㎡(昨年同期比 -71.9 %)
関屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -71.9%( -17.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.3年(昨年 18.3年から +98.6 %増)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +16.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.0 分 → 2021年 6.5 分、-56.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.3 年 → 2021年 36.3 年、+98.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示