JR越後線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年4月〜6月期のJR越後線 (桐原駅新潟駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -5.6%( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 50 件(1年前(2020年)に比べて +8.7%( +4件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 31.9年(昨年 28.7年から +11.4 %増)。平均専有面積は 57.3 ㎡ (昨年 54.6 ㎡から +5.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新潟駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは関屋駅で昨年に比べ -62.7 %、単価は 9.0 万円/㎡となった。

上位 1 駅(青山駅)は +178.7 %(単価 +8.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(関屋駅)は -62.7 %(単価 -15.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 28.7 年 → 2021年 31.9 年、+11.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.7 % → 2021年 32.4 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -0.6%( -0.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 38 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった関屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -62.7%( -15.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

JR越後線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR越後線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
桐原駅14.5万/㎡
(30.3年/40.0㎡)
--
寺泊駅5.0万/㎡
(37.3年/30.0㎡)
--
岩室駅---
内野駅---
新潟大学前駅---
寺尾駅-10.2万/㎡
(32.3年/45.0㎡)
-
小針駅21.3万/㎡
(20.3年/75.0㎡)
-14.5万/㎡
(22.3年/65.0㎡)
青山駅12.7万/㎡
(45.3年/60.0㎡)
4.5万/㎡
(0年/55.0㎡)
22.5万/㎡
(25.3年/70.0㎡)
関屋駅9.0万/㎡
(26.3年/50.0㎡)
24.1万/㎡
(18.3年/45.0㎡)
-
白山駅16.2万/㎡
(29.3年/60.0㎡)
18.3万/㎡
(27.6年/62.5㎡)
11.8万/㎡
(36.3年/45.0㎡)
新潟駅20.9万/㎡
(30.6年/57.6㎡)
21.1万/㎡
(29.1年/54.5㎡)
21.6万/㎡
(25.3年/62.7㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

青山駅12.7 万/㎡(昨年同期比 +178.7 %)

青山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +178.7%( +8.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +9.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.0 分 → 2021年 8.0 分、-20.0 %と大きく減少)

関屋駅9.0 万/㎡(昨年同期比 -62.7 %)

関屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -62.7%( -15.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.3年(昨年 18.3年から +43.8 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +11.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.0 分 → 2021年 9.0 分、-40.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 18.3 年 → 2021年 26.3 年、+43.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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