【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期の伊予鉄高浜線 (高浜駅~松山市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +10.9%( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて +88.9%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 26.1年から -15.7 %減)。平均専有面積は 71.2 ㎡ (昨年 60.6 ㎡から +17.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。古町駅、松山市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは古町駅で昨年に比べ +52.0 %、単価は 25.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(古町駅)は +52.0 %(単価 +8.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(衣山駅)は -48.3 %(単価 -11.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 26.1 年 → 2023年 22.0 年、-15.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 47.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 44.4 % → 2023年 53.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +24.7%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -15.2%( -1.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
伊予鉄高浜線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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高浜駅 | - | - | - |
梅津寺駅 | - | - | - |
港山駅 | - | - | - |
三津駅 | 9.7万/㎡ (31.0年/32.5㎡) | 11.4万/㎡ (31.0年/47.5㎡) | 10.0万/㎡ (37.0年/55.0㎡) |
山西駅 | 21.5万/㎡ (16.0年/65.0㎡) | - | - |
西衣山駅 | - | - | - |
衣山駅 | 11.9万/㎡ (33.0年/108㎡) | 23.1万/㎡ (19.0年/40.0㎡) | - |
古町駅 | 25.7万/㎡ (24.0年/74.2㎡) | 16.9万/㎡ (45.0年/55.0㎡) | 23.3万/㎡ (22.0年/85.0㎡) |
大手町駅 | 23.6万/㎡ (0年/55.0㎡) | - | - |
松山市駅 | 36.4万/㎡ (15.0年/73.0㎡) | 29.2万/㎡ (22.5年/78.8㎡) | 27.8万/㎡ (18.7年/85.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
古町駅 25.7 万/㎡(昨年同期比 +52.0 %)
古町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +52.0%( +8.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 45.0年から -46.7 %減)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +34.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 45.0 年 → 2023年 24.0 年、-46.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.0 分 → 2023年 5.8 分、-27.1 %と大きく減少)
衣山駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -48.3 %)
衣山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -48.3%( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.0年(昨年 19.0年から +73.7 %増)。平均専有面積は 107.5 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +168.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 7.0 分 → 2023年 6.0 分、-14.3 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 19.0 年 → 2023年 33.0 年、+73.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示