【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の山陽電鉄網干線 (飾磨駅～山陽網干駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +20.6％( +2.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 29.2年から -7.1 ％減)。平均専有面積は 75.7 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +16.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。飾磨駅、平松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは飾磨駅で昨年に比べ +71.7 ％、単価は 19.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(飾磨駅)は +71.7 ％(単価 +8.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(広畑駅)は -49.3 ％(単価 -6.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.7 分 → 2022年 6.6 分、-31.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 57.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 ％ → 2022年 69.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった飾磨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +71.7％( +8.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +150.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +40.0％( +1.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 山陽電鉄網干線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飾磨駅 | 19.9万/㎡ (22.6年/78.0㎡) | 11.6万/㎡ (29.0年/65.0㎡) | - |
| 西飾磨駅 | - | - | 9.8万/㎡ (24.0年/60.0㎡) |
| 夢前川駅 | 10.6万/㎡ (30.2年/69.0㎡) | - | 6.8万/㎡ (25.0年/60.0㎡) |
| 広畑駅 | 6.7万/㎡ (0年/90.0㎡) | 13.2万/㎡ (27.4年/55.0㎡) | - |
| 山陽天満駅 | 18.9万/㎡ (20.5年/87.5㎡) | 17.6万/㎡ (18.0年/85.0㎡) | 17.8万/㎡ (20.0年/90.0㎡) |
| 平松駅 | 4.7万/㎡ (47.0年/60.0㎡) | 3.3万/㎡ (46.0年/75.0㎡) | - |
| 山陽網干駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
飾磨駅 19.9 万/㎡(昨年同期比 +71.7 ％)
飾磨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +71.7％( +8.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +150.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 29.0年から -22.1 ％減)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +20.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.0 年 → 2022年 22.6 年、-22.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.0 分 → 2022年 7.4 分、-43.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 60.0 ％)
広畑駅 6.7 万/㎡(昨年同期比 -49.3 ％)
広畑駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -49.3％( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +63.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 5.7 分 → 2022年 5.0 分、-11.8 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示