【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期の山陽電鉄網干線 (飾磨駅~山陽網干駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +46.9%( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 29.0年から -17.3 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 51.1 ㎡から +27.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。飾磨駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは飾磨駅で昨年に比べ -8.5 %、単価は 14.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(広畑駅)は +132.0 %(単価 +11.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(飾磨駅)は -8.5 %(単価 -1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 29.0 年 → 2020年 24.0 年、-17.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.3 分 → 2020年 11.8 分、+120.3 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広畑駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +132.0%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飾磨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -8.5%( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
山陽電鉄網干線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
飾磨駅 | 14.6万/㎡ (26.6年/63.3㎡) | 15.9万/㎡ (24.3年/60.0㎡) | 18.7万/㎡ (18.3年/47.5㎡) |
西飾磨駅 | - | 13.0万/㎡ (28.3年/50.0㎡) | - |
夢前川駅 | - | 8.6万/㎡ (33.3年/66.7㎡) | - |
広畑駅 | 20.0万/㎡ (16.3年/70.0㎡) | 8.6万/㎡ (28.3年/25.0㎡) | - |
山陽天満駅 | - | - | - |
平松駅 | - | - | - |
山陽網干駅 | - | 9.8万/㎡ (28.3年/40.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
広畑駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +132.0 %)
広畑駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +132.0%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.3年(昨年 28.3年から -42.5 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 25.0 ㎡から +180.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 28.3 年 → 2020年 16.3 年、-42.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.5 分 → 2020年 11.0 分、+144.4 %と大きく増加)
飾磨駅 14.6 万/㎡(昨年同期比 -8.5 %)
飾磨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -8.5%( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.6年(昨年 24.3年から +9.6 %増)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +5.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 12.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示