【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期のJR紀勢本線 (一身田駅~徳和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +7.7%( +1.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -57.7%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.9年(昨年 22.2年から -10.4 %減)。平均専有面積は 82.3 ㎡ (昨年 76.0 ㎡から +8.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。津駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津駅で昨年に比べ +15.7 %、単価は 29.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(津駅)は +15.7 %(単価 +4.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松阪駅)は -3.1 %(単価 -0.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 22.2 年 → 2024年 19.9 年、-10.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 72.0 % → 2024年 36.4 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 11.5 % → 2024年 9.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.7%( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -3.1%( -0.7万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR紀勢本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
一身田駅 | - | - | - |
津駅 | 29.2万/㎡ (17.6年/82.5㎡) | 25.2万/㎡ (20.7年/72.9㎡) | 29.4万/㎡ (19.7年/72.9㎡) |
阿漕駅 | - | - | 9.1万/㎡ (30.3年/55.0㎡) |
高茶屋駅 | 13.3万/㎡ (28.0年/75.0㎡) | - | 7.5万/㎡ (26.3年/80.0㎡) |
松阪駅 | 22.6万/㎡ (21.3年/83.8㎡) | 23.3万/㎡ (23.2年/80.5㎡) | 22.1万/㎡ (22.3年/85.8㎡) |
徳和駅 | - | 12.7万/㎡ (28.5年/75.0㎡) | 10.4万/㎡ (27.8年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 29.2 万/㎡(昨年同期比 +15.7 %)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.7%( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 20.7年から -15.0 %減)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から +13.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 20.7 年 → 2024年 17.6 年、-15.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 % → 2024年 16.7 %)
松阪駅 22.6 万/㎡(昨年同期比 -3.1 %)
松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -3.1%( -0.7万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 23.2年から -8.0 %減)。平均専有面積は 83.8 ㎡ (昨年 80.5 ㎡から +4.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 88.9 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.3 分 → 2024年 20.2 分、+64.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示