高知県の賃貸アパート(集合住宅・共同住宅)の平均家賃は 1,308 円/㎡ でした。家賃相場は3,724件の過去の掲載家賃に基づき算定しています。
平均家賃 1,308 円/㎡
・平均築年数 14.0 年
・平均駅距離 17.3 分
・平均専有面積 39.3 ㎡ (11.9 坪)
このページでは「高知県」の平均的な賃貸アパート家賃(集合住宅・共同住宅)の相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して賃貸アパートの家賃(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の賃貸アパート家賃相場の推移や、取引データを確認することができます。
記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
高知県 賃貸アパート家賃相場(集合住宅・共同住宅)
平均家賃 1,308 円/㎡
・平均築年数 14.0 年
・平均駅距離 17.3 分
・平均専有面積 39.3 ㎡ (11.9 坪)
高知県の賃貸アパート(集合住宅・共同住宅)の平均家賃は 1,308 円/㎡、家賃の中央値は 1,266 円/㎡でした。
2017 年における賃貸アパートの単価は、2016 年における単価に比べ +1.1 %上昇 (+14.4 円/㎡)して推移。
家賃相場および推移は、3,724件のデータに基づいて計算。
賃貸アパート 家賃相場一覧 〔実勢家賃〕
エリア | 平均家賃 | 平均単価 | 件数 |
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高知市 | 48,455 円 | 1,336 円/㎡ | 2,729 件 |
安芸市 | 53,944 円 | 1,032 円/㎡ | 18 件 |
南国市 | 50,895 円 | 1,226 円/㎡ | 400 件 |
土佐市 | 42,722 円 | 1,425 円/㎡ | 66 件 |
須崎市 | 50,091 円 | 940 円/㎡ | 11 件 |
宿毛市 | 44,200 円 | 898 円/㎡ | 15 件 |
四万十市 | 53,093 円 | 1,036 円/㎡ | 27 件 |
香南市 | 45,219 円 | 1,182 円/㎡ | 248 件 |
香美市 | 51,893 円 | 1,159 円/㎡ | 169 件 |
安芸郡 | 55,000 円 | 1,178 円/㎡ | 1 件 |
吾川郡 | 45,662 円 | 1,274 円/㎡ | 34 件 |
高岡郡 | 44,667 円 | 880 円/㎡ | 6 件 |
沿線・駅 | 平均家賃 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 49,379 円 | 1,329 円/㎡ | 1,505 件 |
・土讃線 | 49,379 円 | 1,329 円/㎡ | 1,505 件 |
土佐くろしお鉄道 | 49,210 円 | 1,192 円/㎡ | 454 件 |
・中村線 | 52,889 円 | 1,015 円/㎡ | 18 件 |
・宿毛線 | 49,557 円 | 972 円/㎡ | 35 件 |
・阿佐線 | 48,773 円 | 1,220 円/㎡ | 413 件 |
土佐電 | 47,715 円 | 1,313 円/㎡ | 1,721 件 |
・伊野線 | 48,959 円 | 1,273 円/㎡ | 669 件 |
・後免線 | 50,213 円 | 1,358 円/㎡ | 769 件 |
・桟橋線 | 38,500 円 | 1,279 円/㎡ | 289 件 |
高知県の周辺環境
幕末の志士坂本龍馬の故郷として知られる高知県は、四国の南側にあり、太平洋に面しています。プロ野球のキャンプ地になるほど暖かい気候で、1年を通して雨が多いのも特徴です。県土に占める山地の割合が90%近くに達し、山が多い地形となっています。
豊富な水産物や農畜産物
高知県の人口は72万人。人口34万人の高知市に半数近くが集中し、東部や西部は急激な人口減少に直面しています。北部の大豊町は20世紀から人口の過半数を65歳以上の高齢者が占める限界自治体でしたが、限界集落が広がり続け、日本の高齢化社会を先取りした形になってしまいました。
産業は農業や漁業が中心。水産物ではカツオ、農作物ではトマトやピーマンが全国的に知られています。温暖な気候を生かして8月に収穫する早場米、土佐赤牛なども地域の特産品です。他にナスやミョウガ、ユズ、ショウガが全国一の出荷額を誇ります。
公共交通が弱く、自家用車が必需品
公共交通網はJR四国のほか、とさでん、第3セクター鉄道が運行していますが、とさでん以外は非電化で、本数も少ないのが実情。高知市内を除けば、自家用車がないと移動に困ります。
かつては四国他県との県境を標高1,000メートル以上の高い山で閉ざされ、陸の孤島と呼ばれていました。四国の他県は愛媛が広島、香川が岡山、徳島が関西と密接な関係にあるのに対し、高知は独立独歩の姿勢を貫いてきました。四国の他3県とそれほど経済的に密接な関係は今もありません。
だが、高速道路の開通で他県への移動は昔ほど長い時間がかかることはなくなりました。以前は関西、関東、九州へフェリーが運航していましたが、利用者の減少で廃止されています。
豊かな自然が移住者には好評
教育環境は高知高校、土佐高校など私学が充実し、学力優秀な生徒は私学に流れる傾向があります。ただ、大学は関東か関西へ大半が進学しています。
観光地は高知市のはりまや橋、桂浜、室戸市の室戸岬、県西部を流れる四万十川など。自然が豊かで、住民の性格も開放的な人が多いとされ、移住者には人気の場所です。