【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の日本海ひすいライン (直江津駅~市振駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.0万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -22.2%( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.0年(昨年 25.0年から +44.0 %増)。平均土地面積は 96.3 坪 (昨年 76.5 坪から +25.9 %増)。平均建物面積は 41.0 坪 (昨年 58.7 坪から -30.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。直江津駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは糸魚川駅で昨年に比べ -71.8 %、坪単価は 3.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(直江津駅)は -14.8 %(坪単価 -5.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(糸魚川駅)は -71.8 %(坪単価 -9.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 31.2 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 25.0 年 → 2022年 36.0 年、+44.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 50.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 6.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.6万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -14.8%( -5.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -21.4%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -71.8%( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
日本海ひすいライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直江津駅 | 32.6万/坪 (33.8年/99.8坪) | 38.2万/坪 (23.9年/70.2坪) | 39.2万/坪 (28.4年/72.6坪) |
谷浜駅 | - | - | - |
有間川駅 | - | - | - |
名立駅 | - | - | 1.3万/坪 (0年/22.7坪) |
筒石駅 | - | - | - |
能生駅 | 17.2万/坪 (29.0年/178坪) | - | - |
浦本駅 | - | - | - |
梶屋敷駅 | - | 6.6万/坪 (22.0年/37.8坪) | - |
えちご押上ひすい海岸駅 | 5.6万/坪 (48.0年/93.8坪) | 13.2万/坪 (27.0年/69.6坪) | - |
糸魚川駅 | 3.6万/坪 (53.5年/61.5坪) | 12.7万/坪 (40.0年/182坪) | 32.3万/坪 (28.5年/63.5坪) |
青海駅 | 27.5万/坪 (20.0年/89.2坪) | - | 22.0万/坪 (30.0年/121坪) |
親不知駅 | - | - | - |
市振駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
直江津駅 32.6 万/坪(昨年同期比 -14.8 %)
直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.6万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -14.8%( -5.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -21.4%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.8年(昨年 23.9年から +41.4 %増)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 70.2 坪から +42.3 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 61.6 坪から -36.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 18.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.9 年 → 2022年 33.8 年、+41.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.5 % → 2022年 45.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 30.8 % → 2022年 9.1 %)
糸魚川駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -71.8 %)
糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -71.8%( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 53.5年(昨年 40.0年から +33.7 %増)。平均土地面積は 61.5 坪 (昨年 181.5 坪から -66.1 %減)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 78.7 坪から -52.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 15.3 分、-48.9 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 40.0 年 → 2022年 53.5 年、+33.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示