【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の名鉄羽島線 (江吉良駅~新羽島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.8万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.9%( -3.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて +7.1%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 8.0年(昨年 13.1年から -39.0 %減)。平均土地面積は 107.9 坪 (昨年 58.2 坪から +85.3 %増)。平均建物面積は 48.0 坪 (昨年 30.6 坪から +57.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。江吉良駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは江吉良駅で昨年に比べ +6.5 %、坪単価は 56.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(江吉良駅)は +6.5 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新羽島駅)は -14.5 %(坪単価 -9.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 13.1 年 → 2022年 8.0 年、-39.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 62.5 % → 2022年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.8 分 → 2022年 30.1 分、+103.8 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった江吉良駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +6.5%( +3.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新羽島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -14.5%( -9.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
名鉄羽島線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
江吉良駅 | 56.1万/坪 (4.9年/71.1坪) | 52.7万/坪 (21.5年/56.5坪) | 32.0万/坪 (31.9年/188坪) |
新羽島駅 | 53.3万/坪 (12.4年/150坪) | 62.3万/坪 (10.3年/59.6坪) | 39.7万/坪 (20.2年/63.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
江吉良駅 56.1 万/坪(昨年同期比 +6.5 %)
江吉良駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +6.5%( +3.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 4.9年(昨年 21.5年から -77.4 %減)。平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 56.5 坪から +25.9 %増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 28.7 坪から +78.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 21.5 年 → 2022年 4.9 年、-77.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 85.7 %)
新羽島駅 53.3 万/坪(昨年同期比 -14.5 %)
新羽島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -14.5%( -9.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 12.4年(昨年 10.3年から +20.0 %増)。平均土地面積は 150.0 坪 (昨年 59.6 坪から +151.8 %増)。平均建物面積は 44.1 坪 (昨年 32.0 坪から +38.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 10.3 年 → 2022年 12.4 年、+20.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 46.4 分、+231.6 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示