【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の近鉄天理線 (平端駅~天理駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.7万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -45.5%( -28.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -67.3%( -37件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 18.2年から +89.0 %増)。平均土地面積は 83.5 坪 (昨年 54.0 坪から +54.7 %増)。平均建物面積は 53.9 坪 (昨年 33.9 坪から +59.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。前栽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは前栽駅で昨年に比べ +25.6 %、坪単価は 93.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(前栽駅)は +25.6 %(坪単価 +19.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は -83.0 %(坪単価 -46.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.2 年 → 2024年 34.4 年、+89.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.3 分 → 2024年 19.6 分、+58.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.2 % → 2024年 47.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 % → 2024年 29.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前栽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.7万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +25.6%( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -78.9%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -83.0%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -84.6%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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平端駅 | 28.1万/坪 (35.5年/42.7坪) | 59.4万/坪 (19.1年/64.4坪) | 48.9万/坪 (23.7年/58.4坪) |
二階堂駅 | 9.4万/坪 (50.8年/43.9坪) | 55.7万/坪 (17.1年/58.6坪) | 23.1万/坪 (33.2年/38.1坪) |
前栽駅 | 93.7万/坪 (9.2年/42.7坪) | 74.6万/坪 (16.1年/47.5坪) | 83.2万/坪 (11.4年/108坪) |
天理駅 | 14.7万/坪 (39.3年/134坪) | 58.1万/坪 (21.7年/53.2坪) | 42.0万/坪 (22.4年/74.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 93.7 万/坪(昨年同期比 +25.6 %)
前栽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.7万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +25.6%( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -78.9%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.2年(昨年 16.1年から -43.1 %減)。平均土地面積は 42.7 坪 (昨年 47.5 坪から -10.1 %減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 33.8 坪から -2.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 16.1 年 → 2024年 9.2 年、-43.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 55.6 % → 2024年 33.3 %)
二階堂駅 9.4 万/坪(昨年同期比 -83.0 %)
二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -83.0%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -84.6%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 50.8年(昨年 17.1年から +197.5 %増)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 58.6 坪から -25.2 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 33.9 坪から +38.5 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.1 年 → 2024年 50.8 年、+197.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.6 分 → 2024年 16.0 分、+37.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.8 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示