中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の近鉄天理線 (平端駅~天理駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.6万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -33.8%( -22.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +11.1%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 11.0年から +169.0 %増)。平均土地面積は 60.3 坪 (昨年 96.6 坪から -37.5 %減)。平均建物面積は 80.2 坪 (昨年 36.5 坪から +119.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。天理駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天理駅で昨年に比べ +27.0 %、坪単価は 38.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(天理駅)は +27.0 %(坪単価 +8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は -82.2 %(坪単価 -68.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 11.0 年 → 2022年 29.6 年、+169.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 40.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 30.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前栽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.7万円/坪(24.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -17.0%( -16.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.2%( -68.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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平端駅 | 28.5万/坪 (45.5年/92.3坪) | 34.4万/坪 (43.5年/28.7坪) | 49.2万/坪 (24.5年/128坪) |
二階堂駅 | 14.7万/坪 (36.5年/77.1坪) | 82.6万/坪 (0.5年/199坪) | 76.0万/坪 (0.5年/37.8坪) |
前栽駅 | 81.7万/坪 (9.5年/46.4坪) | 98.4万/坪 (0.5年/38.8坪) | 125万/坪 (0.00年/40.8坪) |
天理駅 | 38.2万/坪 (34.5年/41.8坪) | 30.1万/坪 (20.5年/64.3坪) | 7.1万/坪 (39.5年/168坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
天理駅 38.2 万/坪(昨年同期比 +27.0 %)
天理駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.2万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +27.0%( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 20.5年から +68.3 %増)。平均土地面積は 41.8 坪 (昨年 64.3 坪から -34.9 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 54.5 坪から -27.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.5 年 → 2022年 34.5 年、+68.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 14.0 分、+75.0 %と大きく増加)
二階堂駅 14.7 万/坪(昨年同期比 -82.2 %)
二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -82.2%( -68.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 0.5年から +7145.9 %増)。平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 198.6 坪から -61.2 %減)。平均建物面積は 236.7 坪 (昨年 32.8 坪から +622.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 0.5 年 → 2022年 36.5 年、+7145.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示