中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の近鉄天理線 (平端駅~天理駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -31.5%( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて -47.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 16.4年から +59.6 %増)。平均土地面積は 96.6 坪 (昨年 55.3 坪から +74.7 %増)。平均建物面積は 73.3 坪 (昨年 36.4 坪から +101.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。前栽駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは前栽駅で昨年に比べ +18.4 %、坪単価は 67.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(前栽駅)は +18.4 %(坪単価 +10.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(天理駅)は -45.1 %(坪単価 -21.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.1 分 → 2021年 16.4 分、-25.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 % → 2021年 11.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.4 年 → 2021年 26.2 年、+59.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 66.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 % → 2021年 11.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前栽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +18.4%( +10.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった天理駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -45.1%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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平端駅 | - | 44.4万/坪 (22.3年/45.4坪) | 80.0万/坪 (0.8年/40.8坪) |
二階堂駅 | - | 84.6万/坪 (16.8年/36.3坪) | - |
前栽駅 | 67.3万/坪 (20.8年/101坪) | 56.8万/坪 (16.1年/45.9坪) | - |
天理駅 | 26.2万/坪 (28.9年/94.5坪) | 47.7万/坪 (13.5年/68.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 67.3 万/坪(昨年同期比 +18.4 %)
前栽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +18.4%( +10.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.8年(昨年 16.1年から +29.0 %増)。平均土地面積は 100.8 坪 (昨年 45.9 坪から +119.8 %増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 36.8 坪から +39.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.0 分 → 2021年 6.3 分、-36.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.1 年 → 2021年 20.8 年、+29.0 %と大きく増加)
天理駅 26.2 万/坪(昨年同期比 -45.1 %)
天理駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -45.1%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.9年(昨年 13.5年から +114.2 %増)。平均土地面積は 94.5 坪 (昨年 68.4 坪から +38.1 %増)。平均建物面積は 84.2 坪 (昨年 35.4 坪から +137.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 34.9 分 → 2021年 21.5 分、-38.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 13.5 年 → 2021年 28.9 年、+114.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示