【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅～伊賀神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -60.0％( -35.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて -11.8％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 34.3年から -9.8 ％減)。平均土地面積は 128.1 坪 (昨年 105.6 坪から +21.3 ％増)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 32.6 坪から +64.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(桑町駅)は +496.2 ％(坪単価 +36.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西大手駅)は -96.6 ％(坪単価 -55.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 26.2 分 → 2021年 13.1 分、-49.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.9 ％ → 2021年 13.3 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.9 ％ → 2021年 13.3 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.8 ％ → 2021年 10.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.5万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +496.2％( +36.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西大手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -96.6％( -55.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 伊賀鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 伊賀上野駅 | - | 1.8万/坪 (46.8年/66.6坪) | - |
| 新居駅 | 8.0万/坪 (18.8年/115坪) | - | - |
| 西大手駅 | 2.0万/坪 (61.8年/186坪) | 57.2万/坪 (52.1年/180坪) | - |
| 上野市駅 | 24.8万/坪 (45.8年/216坪) | - | - |
| 広小路駅 | - | 48.6万/坪 (16.3年/77.1坪) | 60.6万/坪 (1.3年/142坪) |
| 茅町駅 | 22.3万/坪 (35.1年/111坪) | 46.2万/坪 (25.3年/55.0坪) | - |
| 桑町駅 | 43.5万/坪 (20.1年/65.5坪) | 7.3万/坪 (54.8年/166坪) | - |
| 四十九駅 | - | - | - |
| 猪田道駅 | - | 209万/坪 (38.8年/212坪) | 6.6万/坪 (49.8年/46.9坪) |
| 市部駅 | 48.1万/坪 (17.8年/81.7坪) | - | 121万/坪 (-0.25年/98.3坪) |
| 依那古駅 | - | - | 8.3万/坪 (38.8年/142坪) |
| 丸山駅 | 8.1万/坪 (0年/166坪) | - | - |
| 上林駅 | - | - | - |
| 比土駅 | - | - | - |
| 伊賀神戸駅 | - | 37.4万/坪 (29.8年/54.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桑町駅 43.5 万/坪(昨年同期比 +496.2 ％)
桑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.5万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +496.2％( +36.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 54.8年から -63.3 ％減)。平均土地面積は 65.5 坪 (昨年 166.4 坪から -60.6 ％減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 34.0 坪から +11.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 54.8 年 → 2021年 20.1 年、-63.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 60.0 分 → 2021年 20.3 分、-66.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 33.3 ％)
西大手駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -96.6 ％)
西大手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -96.6％( -55.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 61.8年(昨年 52.1年から +18.6 ％増)。平均土地面積は 186.0 坪 (昨年 180.0 坪から +3.4 ％増)。平均建物面積は 134.6 坪 (昨年 18.7 坪から +621.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 2.5 分、-72.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 52.1 年 → 2021年 61.8 年、+18.6 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示