【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR磐越西線 (郡山駅～徳沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.5万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +19.2％( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 106 件(１年前(2022年)に比べて +1.9％( +2件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 111.7 坪 (昨年 119.9 坪から -6.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。磐梯町駅、塩川駅、喜多方駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは磐梯町駅で昨年に比べ +94.8 ％、坪単価は 3.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(磐梯町駅、喜多方駅)は +90.1 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(川桁駅、郡山駅)は -36.2 ％(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 1.9 ％ → 2023年 0.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +6.4％( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 64 件(１年前(2022年)に比べて +12.3％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川桁駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -78.8％( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR磐越西線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 郡山駅 | 15.9万/坪 (120坪) | 15.0万/坪 (107坪) | 17.2万/坪 (80.9坪) |
| 郡山富田駅 | 14.4万/坪 (281坪) | - | - |
| 喜久田駅 | - | 3.7万/坪 (170坪) | 14.0万/坪 (104坪) |
| 安子ケ島駅 | - | - | - |
| 磐梯熱海駅 | - | 9.2万/坪 (109坪) | - |
| 中山宿駅 | - | - | - |
| 上戸駅 | - | - | - |
| 猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
| 関都駅 | - | - | - |
| 川桁駅 | 2.3万/坪 (124坪) | 11.0万/坪 (118坪) | - |
| 猪苗代駅 | - | 3.9万/坪 (233坪) | 1.7万/坪 (99.1坪) |
| 翁島駅 | - | 4.8万/坪 (151坪) | 2.6万/坪 (292坪) |
| 磐梯町駅 | 3.4万/坪 (72.6坪) | 1.8万/坪 (95.3坪) | - |
| 東長原駅 | - | - | - |
| 広田駅 | - | 12.7万/坪 (59.0坪) | - |
| 会津若松駅 | 11.2万/坪 (68.2坪) | 9.6万/坪 (128坪) | 11.6万/坪 (124坪) |
| 堂島駅 | 5.9万/坪 (169坪) | - | - |
| 笈川駅 | - | - | - |
| 塩川駅 | 11.2万/坪 (60.5坪) | 8.9万/坪 (157坪) | 5.1万/坪 (128坪) |
| 姥堂駅 | - | - | 0.9万/坪 (151坪) |
| 会津豊川駅 | - | 5.1万/坪 (54.5坪) | - |
| 喜多方駅 | 6.6万/坪 (195坪) | 3.5万/坪 (178坪) | 3.2万/坪 (83.6坪) |
| 山都駅 | 0.00万/坪 (81.7坪) | - | - |
| 荻野駅 | - | - | - |
| 尾登駅 | - | - | - |
| 野沢駅 | - | - | - |
| 上野尻駅 | - | - | - |
| 徳沢駅 | - | 0.24万/坪 (34.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
磐梯町駅 3.4 万/坪(昨年同期比 +94.8 ％)
磐梯町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +94.8％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 95.3 坪から -23.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.3 分 → 2023年 29.0 分、+210.7 ％と大きく増加)
喜多方駅 6.6 万/坪(昨年同期比 +85.4 ％)
喜多方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +85.4％( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 195.4 坪 (昨年 177.8 坪から +9.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 32.9 分 → 2023年 15.6 分、-52.5 ％と大きく減少)
川桁駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -78.8 ％)
川桁駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -78.8％( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 118.0 坪から +5.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 2.0 分、-93.3 ％と大きく減少)
郡山駅 15.9 万/坪(昨年同期比 +6.4 ％)
郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +6.4％( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 64 件(１年前(2022年)に比べて +12.3％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 120.2 坪 (昨年 106.8 坪から +12.6 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示