【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年10月〜12月期のJR予讃線 (高松駅~観音寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +26.9%( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.4年(昨年 32.1年から -11.4 %減)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 54.6 ㎡から +22.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。香西駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは香西駅で昨年に比べ +51.5 %、単価は 8.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(香西駅)は +51.5 %(単価 +2.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(端岡駅)は -32.0 %(単価 -3.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 32.1 年 → 2020年 28.4 年、-11.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 44.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 11.6 分 → 2020年 13.4 分、+14.7 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 % → 2020年 7.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +19.0%( +3.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった端岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -32.0%( -3.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR予讃線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高松駅 | 22.1万/㎡ (28.4年/67.5㎡) | 18.6万/㎡ (34.3年/62.5㎡) | 20.6万/㎡ (30.4年/76.0㎡) |
香西駅 | 8.3万/㎡ (28.8年/52.5㎡) | 5.5万/㎡ (32.8年/73.3㎡) | 13.7万/㎡ (16.8年/95.0㎡) |
鬼無駅 | - | - | - |
端岡駅 | 6.9万/㎡ (26.8年/55.0㎡) | 10.2万/㎡ (25.8年/60.0㎡) | - |
坂出駅 | - | - | - |
宇多津駅 | - | - | - |
丸亀駅 | 17.1万/㎡ (29.8年/75.0㎡) | 15.8万/㎡ (0年/45.0㎡) | 14.8万/㎡ (28.8年/66.2㎡) |
讃岐塩屋駅 | - | - | - |
多度津駅 | - | - | - |
観音寺駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
香西駅 8.3 万/㎡(昨年同期比 +51.5 %)
香西駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +51.5%( +2.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 32.8年から -12.2 %減)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -28.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 32.8 年 → 2020年 28.8 年、-12.2 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 22.7 分 → 2020年 7.0 分、-69.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 100.0 %)
端岡駅 6.9 万/㎡(昨年同期比 -32.0 %)
端岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -32.0%( -3.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.8年(昨年 25.8年から +3.9 %増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -8.3 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示