【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜6月期の名鉄津島線 (須ケ口駅～津島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +34.2％( +4.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 27.0年(昨年 30.7年から -12.3 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 77.4 ㎡から -3.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。七宝駅、津島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは木田駅で昨年に比べ +192.7 ％、単価は 23.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(木田駅)は +192.7 ％(単価 +15.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(甚目寺駅)は -6.3 ％(単価 -0.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 30.7 年 → 2023年 27.0 年、-12.3 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.3 分 → 2023年 9.6 分、-41.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 70.6 ％ → 2023年 56.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった須ケ口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +17.0％( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった七宝駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +65.7％( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 名鉄津島線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 須ケ口駅 | 26.6万/㎡ (21.0年/75.0㎡) | 22.8万/㎡ (26.8年/75.0㎡) | - |
| 甚目寺駅 | 13.5万/㎡ (27.6年/68.3㎡) | 14.4万/㎡ (25.7年/82.9㎡) | 10.7万/㎡ (33.6年/73.3㎡) |
| 七宝駅 | 13.0万/㎡ (34.9年/80.0㎡) | 7.8万/㎡ (38.3年/73.3㎡) | 16.9万/㎡ (26.8年/82.5㎡) |
| 木田駅 | 23.0万/㎡ (14.3年/100㎡) | 7.9万/㎡ (39.3年/70.0㎡) | 8.8万/㎡ (34.9年/63.0㎡) |
| 青塚駅 | - | 11.9万/㎡ (26.3年/80.0㎡) | 6.4万/㎡ (28.3年/70.0㎡) |
| 勝幡駅 | - | - | - |
| 津島駅 | 15.4万/㎡ (29.1年/71.7㎡) | 11.6万/㎡ (36.3年/71.7㎡) | 13.8万/㎡ (33.3年/77.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
木田駅 23.0 万/㎡(昨年同期比 +192.7 ％)
木田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +192.7％( +15.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.3年(昨年 39.3年から -63.7 ％減)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +42.9 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 39.3 年 → 2023年 14.3 年、-63.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 12.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
甚目寺駅 13.5 万/㎡(昨年同期比 -6.3 ％)
甚目寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -6.3％( -0.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -57.1％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 25.7年から +7.4 ％増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 82.9 ㎡から -17.5 ％減)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 57.1 ％ → 2023年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示