【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年7月〜9月期のJR身延線 (国母駅~甲府駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +28.2%( +6.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 7.7年(昨年 20.2年から -61.9 %減)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 61.9 ㎡から +7.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。善光寺駅、甲府駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは善光寺駅で昨年に比べ +51.3 %、単価は 13.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(善光寺駅)は +51.3 %(単価 +4.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(甲府駅)は +36.3 %(単価 +10.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 20.2 年 → 2020年 7.7 年、-61.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 13.8 分 → 2020年 10.8 分、-21.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 57.1 % → 2020年 20.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった甲府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +36.3%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった善光寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +51.3%( +4.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR身延線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国母駅 | - | - | - |
甲斐住吉駅 | - | - | - |
南甲府駅 | 20.0万/㎡ (23.5年/70.0㎡) | - | - |
善光寺駅 | 13.7万/㎡ (0年/35.0㎡) | 9.1万/㎡ (28.5年/40.0㎡) | - |
金手駅 | - | - | 14.0万/㎡ (34.5年/50.0㎡) |
甲府駅 | 37.6万/㎡ (3.8年/78.0㎡) | 27.6万/㎡ (16.9年/69.2㎡) | 21.6万/㎡ (22.3年/45.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
善光寺駅 13.7 万/㎡(昨年同期比 +51.3 %)
善光寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +51.3%( +4.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 35.0 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から -12.5 %減)。
甲府駅 37.6 万/㎡(昨年同期比 +36.3 %)
甲府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +36.3%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 3.8年(昨年 16.9年から -77.8 %減)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 69.2 ㎡から +12.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 16.9 年 → 2020年 3.8 年、-77.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.2 分 → 2020年 12.8 分、-20.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示