【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期のJR山陰本線 (東萩駅~下関駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -19.3%( -4.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2023年)に比べて -45.3%( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 23.2年から +14.6 %増)。平均専有面積は 78.6 ㎡ (昨年 74.9 ㎡から +5.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。幡生駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは幡生駅で昨年に比べ +15.4 %、単価は 23.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(幡生駅)は +15.4 %(単価 +3.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(綾羅木駅)は -46.8 %(単価 -12.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 22.2 分 → 2024年 19.3 分、-12.8 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 23.2 年 → 2024年 26.5 年、+14.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 57.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.4%( +3.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて +9.1%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -37.5%( -7.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -55.6%( -20件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東萩駅 | - | 27.1万/㎡ (13.0年/85.0㎡) | - |
安岡駅 | - | - | - |
梶栗郷台地駅 | - | - | 10.8万/㎡ (47.8年/65.0㎡) |
綾羅木駅 | 14.6万/㎡ (28.3年/65.0㎡) | 27.4万/㎡ (15.2年/73.0㎡) | 23.1万/㎡ (21.3年/72.0㎡) |
幡生駅 | 23.1万/㎡ (19.0年/78.8㎡) | 20.0万/㎡ (21.3年/74.5㎡) | 22.3万/㎡ (17.0年/78.1㎡) |
下関駅 | 12.9万/㎡ (32.4年/79.4㎡) | 20.7万/㎡ (25.0年/75.0㎡) | 13.6万/㎡ (29.2年/75.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
幡生駅 23.1 万/㎡(昨年同期比 +15.4 %)
幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.4%( +3.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて +9.1%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 21.3年から -10.9 %減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 74.5 ㎡から +5.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 21.3 年 → 2024年 19.0 年、-10.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.8 分 → 2024年 13.8 分、-17.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 58.3 %)
綾羅木駅 14.6 万/㎡(昨年同期比 -46.8 %)
綾羅木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -46.8%( -12.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 15.2年から +86.5 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から -11.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.4 分 → 2024年 1.0 分、-90.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 15.2 年 → 2024年 28.3 年、+86.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示