【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の阪堺電軌上町線 (天王寺駅前駅~住吉駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -21.3%( -13.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +21件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 15.5年から +63.0 %増)。平均専有面積は 76.4 ㎡ (昨年 67.1 ㎡から +13.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(阿倍野駅)は -20.5 %(単価 -14.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松虫駅)は -43.8 %(単価 -32.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 3.9 分 → 2021年 3.0 分、-21.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 15.5 年 → 2021年 25.3 年、+63.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 28.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった阿倍野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -20.5%( -14.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった姫松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -26.6%( -12.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
阪堺電軌上町線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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天王寺駅前駅 | - | - | - |
阿倍野駅 | 57.7万/㎡ (23.1年/80.3㎡) | 72.6万/㎡ (19.9年/55.0㎡) | 49.2万/㎡ (23.3年/75.0㎡) |
松虫駅 | 41.1万/㎡ (17.8年/62.5㎡) | 73.1万/㎡ (5.8年/42.5㎡) | - |
東天下茶屋駅 | 29.4万/㎡ (31.3年/85.0㎡) | - | 46.2万/㎡ (15.3年/65.0㎡) |
北畠駅 | - | 33.1万/㎡ (30.3年/145㎡) | 44.6万/㎡ (17.6年/71.7㎡) |
姫松駅 | 35.2万/㎡ (35.3年/70.8㎡) | 48.0万/㎡ (7.3年/75.0㎡) | 40.8万/㎡ (26.3年/82.5㎡) |
帝塚山三丁目駅 | 40.0万/㎡ (15.3年/60.0㎡) | - | - |
帝塚山四丁目駅 | - | - | 26.2万/㎡ (19.3年/65.0㎡) |
神ノ木駅 | - | - | - |
住吉駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
阿倍野駅 57.7 万/㎡(昨年同期比 -20.5 %)
阿倍野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -20.5%( -14.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.1年(昨年 19.9年から +15.9 %増)。平均専有面積は 80.3 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +46.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 4.3 分 → 2021年 2.9 分、-32.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 55.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 19.9 年 → 2021年 23.1 年、+15.9 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 33.3 %)
松虫駅 41.1 万/㎡(昨年同期比 -43.8 %)
松虫駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -43.8%( -32.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 17.8年(昨年 5.8年から +208.5 %増)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +47.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.8 年 → 2021年 17.8 年、+208.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 2.0 分 → 2021年 4.5 分、+125.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示