【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期の伊勢鉄伊勢線 (四日市駅～津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -14.6％( -3.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.7年(昨年 19.2年から +33.9 ％増)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -6.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。津駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは玉垣駅で昨年に比べ -67.9 ％、単価は 8.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(津駅)は -1.5 ％(単価 -0.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(玉垣駅)は -67.9 ％(単価 -18.1 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 19.2 年 → 2021年 25.7 年、+33.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 9.7 分 → 2021年 11.3 分、+17.2 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 83.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -1.5％( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった玉垣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -67.9％( -18.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 伊勢鉄伊勢線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 四日市駅 | 19.9万/㎡ (30.5年/70.0㎡) | 23.6万/㎡ (22.5年/75.0㎡) | 31.4万/㎡ (23.5年/70.0㎡) |
| 南四日市駅 | - | - | 15.0万/㎡ (30.5年/80.0㎡) |
| 玉垣駅 | 8.6万/㎡ (27.5年/70.0㎡) | 26.7万/㎡ (23.5年/75.0㎡) | - |
| 津駅 | 27.4万/㎡ (21.9年/75.0㎡) | 27.9万/㎡ (12.0年/82.5㎡) | 28.8万/㎡ (14.5年/74.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 27.4 万/㎡(昨年同期比 -1.5 ％)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -1.5％( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.9年(昨年 12.0年から +81.9 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -9.1 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 12.0 年 → 2021年 21.9 年、+81.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.0 分 → 2021年 15.3 分、+39.4 ％と大きく増加)
玉垣駅 8.6 万/㎡(昨年同期比 -67.9 ％)
玉垣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -67.9％( -18.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 27.5年(昨年 23.5年から +17.0 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -6.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 4.0 分、-63.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 23.5 年 → 2021年 27.5 年、+17.0 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示