【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR只見線 (会津若松駅~只見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.3万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -10.0%( -3.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 35 件(1年前(2021年)に比べて -32.7%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.9年(昨年 30.6年から +10.8 %増)。平均土地面積は 99.1 坪 (昨年 92.0 坪から +7.7 %増)。平均建物面積は 63.2 坪 (昨年 39.8 坪から +58.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。会津本郷駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは会津坂下駅で昨年に比べ +602.8 %、坪単価は 59.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(会津坂下駅)は +602.8 %(坪単価 +50.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西若松駅)は -59.2 %(坪単価 -31.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 31.2 分 → 2022年 27.8 分、-11.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.9 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 30.6 年 → 2022年 33.9 年、+10.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.2 % → 2022年 46.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.3 % → 2022年 10.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった会津坂下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +602.8%( +50.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった会津高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -51.6%( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR只見線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
会津若松駅 | 39.7万/坪 (33.2年/101坪) | 42.3万/坪 (29.0年/88.2坪) | 44.3万/坪 (24.8年/104坪) |
七日町駅 | 10.3万/坪 (51.8年/45.4坪) | - | - |
西若松駅 | 21.7万/坪 (29.8年/81.7坪) | 53.3万/坪 (18.8年/55.4坪) | - |
会津本郷駅 | 23.4万/坪 (38.8年/131坪) | 22.0万/坪 (0年/303坪) | - |
会津高田駅 | 5.4万/坪 (51.8年/119坪) | 11.1万/坪 (45.5年/79.7坪) | 30.5万/坪 (18.8年/182坪) |
根岸駅 | - | 6.6万/坪 (40.8年/287坪) | - |
新鶴駅 | - | - | - |
若宮駅 | - | - | - |
会津坂下駅 | 59.0万/坪 (13.3年/65.0坪) | 8.4万/坪 (38.3年/98.3坪) | 80.7万/坪 (48.3年/63.5坪) |
塔寺駅 | - | - | - |
会津柳津駅 | - | - | 17.6万/坪 (19.8年/163坪) |
郷戸駅 | - | - | - |
滝谷駅 | - | - | - |
会津西方駅 | - | - | - |
会津宮下駅 | - | - | 2.6万/坪 (43.8年/54.5坪) |
会津水沼駅 | - | - | - |
会津川口駅 | - | - | 3.7万/坪 (44.8年/215坪) |
本名駅 | - | - | - |
会津越川駅 | - | - | 2.6万/坪 (0年/109坪) |
会津横田駅 | - | - | - |
会津塩沢駅 | - | - | 2.1万/坪 (0年/224坪) |
会津蒲生駅 | - | - | - |
只見駅 | - | - | 18.8万/坪 (46.8年/159坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
会津坂下駅 59.0 万/坪(昨年同期比 +602.8 %)
会津坂下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +602.8%( +50.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.3年(昨年 38.3年から -65.4 %減)。平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 98.3 坪から -33.8 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 46.1 坪から -16.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 38.3 年 → 2022年 13.3 年、-65.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 21.5 分 → 2022年 13.3 分、-38.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)
西若松駅 21.7 万/坪(昨年同期比 -59.2 %)
西若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.7万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -59.2%( -31.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 18.8年から +58.7 %増)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 55.4 坪から +47.5 %増)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 39.3 坪から -1.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 22.5 分 → 2022年 15.0 分、-33.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.8 年 → 2022年 29.8 年、+58.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示