【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR只見線 (会津若松駅～只見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +43.0％( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 38 件(１年前(2020年)に比べて -24.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 27.0年から -10.2 ％減)。平均土地面積は 80.0 坪 (昨年 106.4 坪から -24.8 ％減)。平均建物面積は 61.2 坪 (昨年 52.0 坪から +17.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。会津若松駅、会津高田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは会津坂下駅で昨年に比べ +267.8 ％、坪単価は 59.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(会津坂下駅)は +267.8 ％(坪単価 +43.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(会津若松駅)は +30.2 ％(坪単価 +11.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 27.0 年 → 2021年 24.2 年、-10.2 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 30.7 分 → 2021年 25.7 分、-16.2 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.4 ％ → 2021年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.0 ％ → 2021年 48.6 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.9 ％ → 2021年 22.9 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった会津坂下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +267.8％( +43.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった会津高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +61.5％( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR只見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 会津若松駅 | 50.6万/坪 (26.3年/82.5坪) | 38.8万/坪 (25.6年/104坪) | 46.7万/坪 (21.5年/85.5坪) |
| 七日町駅 | 72.1万/坪 (0年/69.6坪) | - | - |
| 西若松駅 | 51.7万/坪 (22.0年/54.5坪) | - | - |
| 会津本郷駅 | 30.7万/坪 (28.0年/81.7坪) | - | - |
| 会津高田駅 | 26.0万/坪 (9.5年/90.8坪) | - | |
| 根岸駅 | - | - | 8.1万/坪 (67.0年/69.6坪) |
| 新鶴駅 | - | - | - |
| 若宮駅 | - | - | - |
| 会津坂下駅 | 59.8万/坪 (8.7年/74.6坪) | 16.3万/坪 (53.0年/175坪) | 18.4万/坪 (31.0年/45.4坪) |
| 塔寺駅 | - | - | - |
| 会津柳津駅 | 4.5万/坪 (27.0年/57.5坪) | - | - |
| 郷戸駅 | - | - | - |
| 滝谷駅 | - | - | - |
| 会津西方駅 | - | - | - |
| 会津宮下駅 | - | - | - |
| 会津水沼駅 | - | - | - |
| 会津川口駅 | - | - | 9.9万/坪 (38.0年/75.6坪) |
| 本名駅 | - | - | - |
| 会津越川駅 | - | - | - |
| 会津横田駅 | - | - | - |
| 会津塩沢駅 | - | - | - |
| 会津蒲生駅 | - | - | - |
| 只見駅 | - | 8.8万/坪 (39.2年/124坪) | 2.2万/坪 (0年/206坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
会津坂下駅 59.8 万/坪(昨年同期比 +267.8 ％)
会津坂下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +267.8％( +43.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 8.7年(昨年 53.0年から -83.6 ％減)。平均土地面積は 74.6 坪 (昨年 175.5 坪から -57.5 ％減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 36.3 坪から +37.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 53.0 年 → 2021年 8.7 年、-83.6 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 13.7 分、+241.7 ％と大きく増加)
会津若松駅 50.6 万/坪(昨年同期比 +30.2 ％)
会津若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.6万円/坪(15.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +30.2％( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(１年前(2020年)に比べて -28.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 25.6年から +2.7 ％増)。平均土地面積は 82.5 坪 (昨年 103.8 坪から -20.5 ％減)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 54.3 坪から +9.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 26.3 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 39.5 ％ → 2021年 46.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 26.3 ％ → 2021年 21.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示