【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期の日本海ひすいライン (直江津駅~市振駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.2万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.5%( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -31.2%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 39.0年から -15.6 %減)。平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 93.8 坪から -28.0 %減)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 59.4 坪から -27.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。直江津駅、糸魚川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは直江津駅で昨年に比べ +95.3 %、坪単価は 32.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(直江津駅)は +95.3 %(坪単価 +16.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(糸魚川駅)は +41.4 %(坪単価 +5.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 39.0 年 → 2024年 32.9 年、-15.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.1 分 → 2024年 15.6 分、-26.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.2 % → 2024年 27.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 30.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.3%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +41.4%( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
日本海ひすいライン | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直江津駅 | 32.9万/坪 (28.6年/72.8坪) | 16.9万/坪 (43.3年/81.2坪) | 24.3万/坪 (32.7年/60.9坪) |
谷浜駅 | - | - | - |
有間川駅 | - | - | - |
名立駅 | - | 11.3万/坪 (25.3年/127坪) | 7.2万/坪 (34.8年/77.1坪) |
筒石駅 | - | - | - |
能生駅 | - | 11.2万/坪 (36.3年/133坪) | 2.6万/坪 (47.3年/25.7坪) |
浦本駅 | - | - | - |
梶屋敷駅 | - | - | - |
えちご押上ひすい海岸駅 | - | 15.3万/坪 (42.3年/46.9坪) | 8.3万/坪 (56.3年/66.6坪) |
糸魚川駅 | 20.0万/坪 (42.9年/58.2坪) | 14.1万/坪 (33.3年/110坪) | 24.8万/坪 (39.8年/56.0坪) |
青海駅 | - | 7.4万/坪 (47.3年/49.9坪) | - |
親不知駅 | - | - | - |
市振駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
直江津駅 32.9 万/坪(昨年同期比 +95.3 %)
直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.3%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.6年(昨年 43.3年から -34.0 %減)。平均土地面積は 72.8 坪 (昨年 81.2 坪から -10.4 %減)。平均建物面積は 48.8 坪 (昨年 61.8 坪から -21.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 43.3 年 → 2024年 28.6 年、-34.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 32.3 分 → 2024年 22.4 分、-30.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 71.4 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 42.9 %)
糸魚川駅 20.0 万/坪(昨年同期比 +41.4 %)
糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +41.4%( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.9年(昨年 33.3年から +29.1 %増)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 110.4 坪から -47.3 %減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 73.4 坪から -55.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.2 分 → 2024年 3.8 分、-71.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 33.3 年 → 2024年 42.9 年、+29.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示