【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期の京成東成田線 (京成成田駅～東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.8万円/坪(25.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +70.0％( +34.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.0年(昨年 23.5年から +44.7 ％増)。平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 72.6 坪から -30.6 ％減)。平均建物面積は 53.3 坪 (昨年 43.9 坪から +21.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(東成田駅)は +650.0 ％(坪単価 +214.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京成成田駅)は -48.5 ％(坪単価 -26.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.5 年 → 2020年 34.0 年、+44.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 39.2 分 → 2020年 51.5 分、+31.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 75.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 248万円/坪(75.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +650.0％( +214.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -48.5％( -26.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 京成東成田線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成成田駅 | 27.8万/坪 (35.1年/50.4坪) | 54.0万/坪 (21.8年/82.7坪) | 46.0万/坪 (26.9年/99.1坪) |
| 東成田駅 | 33.1万/坪 (28.8年/42.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東成田駅 247.9 万/坪(昨年同期比 +650.0 ％)
東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 248万円/坪(75.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +650.0％( +214.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 30.8年(昨年 28.8年から +7.0 ％増)。平均建物面積は 121.0 坪 (昨年 22.7 坪から +433.3 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 60.0 分 → 2020年 90.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
京成成田駅 27.8 万/坪(昨年同期比 -48.5 ％)
京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -48.5％( -26.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.1年(昨年 21.8年から +61.3 ％増)。平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 82.7 坪から -39.0 ％減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 50.9 坪から -39.6 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 21.8 年 → 2020年 35.1 年、+61.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 32.3 分 → 2020年 38.7 分、+19.6 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示