【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR磐越西線 (郡山駅~徳沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -4.2%( -0.6万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 97 件(1年前(2022年)に比べて +26.0%( +20件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.9 坪 (昨年 108.5 坪から +17.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。猪苗代駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは野沢駅で昨年に比べ +593.8 %、坪単価は 5.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(野沢駅、猪苗代駅)は +312.3 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(喜多方駅、翁島駅)は -62.7 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 40.5 分 → 2023年 45.0 分、+11.1 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 2.6 % → 2023年 1.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +4.4%( +0.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(1年前(2022年)に比べて +13.7%( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった猪苗代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +30.8%( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR磐越西線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
郡山駅 | 19.4万/坪 (136坪) | 18.6万/坪 (111坪) | 14.6万/坪 (126坪) |
郡山富田駅 | - | 23.3万/坪 (133坪) | 12.5万/坪 (175坪) |
喜久田駅 | - | 10.0万/坪 (239坪) | - |
安子ケ島駅 | - | - | - |
磐梯熱海駅 | - | - | 4.0万/坪 (18.2坪) |
中山宿駅 | - | - | - |
上戸駅 | - | - | 2.4万/坪 (115坪) |
猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
関都駅 | 0.7万/坪 (24.2坪) | - | - |
川桁駅 | - | - | - |
猪苗代駅 | 0.7万/坪 (201坪) | 0.5万/坪 (72.6坪) | 4.9万/坪 (91.8坪) |
翁島駅 | 1.9万/坪 (218坪) | 3.1万/坪 (178坪) | 1.9万/坪 (306坪) |
磐梯町駅 | - | - | - |
東長原駅 | - | - | - |
広田駅 | 6.8万/坪 (71.1坪) | - | - |
会津若松駅 | 10.0万/坪 (106坪) | 11.0万/坪 (104坪) | 11.1万/坪 (93.6坪) |
堂島駅 | - | - | - |
笈川駅 | - | - | - |
塩川駅 | 6.2万/坪 (260坪) | 6.0万/坪 (109坪) | 6.5万/坪 (230坪) |
姥堂駅 | - | - | - |
会津豊川駅 | - | - | - |
喜多方駅 | 1.2万/坪 (124坪) | 8.4万/坪 (84.7坪) | 5.7万/坪 (69.8坪) |
山都駅 | - | - | - |
荻野駅 | - | - | - |
尾登駅 | - | - | - |
野沢駅 | 5.7万/坪 (84.7坪) | 0.8万/坪 (25.7坪) | 2.4万/坪 (290坪) |
上野尻駅 | - | - | - |
徳沢駅 | - | 0.5万/坪 (49.2坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野沢駅 5.7 万/坪(昨年同期比 +593.8 %)
野沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +593.8%( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 25.7 坪から +229.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 120.0 分 → 2023年 28.0 分、-76.7 %と大きく減少)
猪苗代駅 0.7 万/坪(昨年同期比 +30.8 %)
猪苗代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +30.8%( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 201.2 坪 (昨年 72.6 坪から +177.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 30.0 分 → 2023年 72.0 分、+140.0 %と大きく増加)
喜多方駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -85.5 %)
喜多方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -85.5%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 84.7 坪から +46.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 22.0 分 → 2023年 27.7 分、+25.8 %と大きく増加)
翁島駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -40.0 %)
翁島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -40.0%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 178.5 坪から +22.0 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示