【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期のJR磐越西線 (郡山駅~徳沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -18.7%( -2.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 104 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 119.9 坪 (昨年 96.3 坪から +24.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。翁島駅、塩川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは猪苗代駅で昨年に比べ +126.9 %、坪単価は 3.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(猪苗代駅、翁島駅)は +106.1 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(喜久田駅、会津若松駅)は -45.5 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.0 % → 2022年 3.8 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 1.9 % → 2022年 1.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -13.0%( -2.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 57 件(1年前(2021年)に比べて -14.9%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった喜多方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +10.6%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
JR磐越西線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
郡山駅 | 15.0万/坪 (107坪) | 17.2万/坪 (80.9坪) | 16.2万/坪 (146坪) |
郡山富田駅 | - | - | - |
喜久田駅 | 3.7万/坪 (170坪) | 14.0万/坪 (104坪) | 14.6万/坪 (180坪) |
安子ケ島駅 | - | - | - |
磐梯熱海駅 | 9.2万/坪 (109坪) | - | - |
中山宿駅 | - | - | - |
上戸駅 | - | - | 2.0万/坪 (49.2坪) |
猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
関都駅 | - | - | - |
川桁駅 | 11.0万/坪 (118坪) | - | - |
猪苗代駅 | 3.9万/坪 (233坪) | 1.7万/坪 (99.1坪) | 0.4万/坪 (454坪) |
翁島駅 | 4.8万/坪 (151坪) | 2.6万/坪 (292坪) | - |
磐梯町駅 | 1.8万/坪 (95.3坪) | - | 2.6万/坪 (87.7坪) |
東長原駅 | - | - | - |
広田駅 | 12.7万/坪 (59.0坪) | - | - |
会津若松駅 | 9.6万/坪 (128坪) | 11.6万/坪 (124坪) | 10.2万/坪 (96.5坪) |
堂島駅 | - | - | - |
笈川駅 | - | - | - |
塩川駅 | 8.9万/坪 (157坪) | 5.1万/坪 (128坪) | 9.4万/坪 (63.5坪) |
姥堂駅 | - | 0.9万/坪 (151坪) | - |
会津豊川駅 | 5.1万/坪 (54.5坪) | - | - |
喜多方駅 | 3.5万/坪 (178坪) | 3.2万/坪 (83.6坪) | 4.2万/坪 (123坪) |
山都駅 | - | - | 2.2万/坪 (130坪) |
荻野駅 | - | - | - |
尾登駅 | - | - | - |
野沢駅 | - | - | 1.4万/坪 (93.8坪) |
上野尻駅 | - | - | - |
徳沢駅 | 0.24万/坪 (34.8坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
猪苗代駅 3.9 万/坪(昨年同期比 +126.9 %)
猪苗代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +126.9%( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 232.9 坪 (昨年 99.1 坪から +135.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 52.5 分 → 2022年 30.0 分、-42.9 %と大きく減少)
翁島駅 4.8 万/坪(昨年同期比 +85.2 %)
翁島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +85.2%( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 291.9 坪から -48.2 %減)。
喜久田駅 3.7 万/坪(昨年同期比 -73.8 %)
喜久田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -73.8%( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 170.3 坪 (昨年 103.9 坪から +64.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 22.8 分、+185.4 %と大きく増加)
会津若松駅 9.6 万/坪(昨年同期比 -17.3 %)
会津若松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -17.3%( -2.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて +22.2%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.5 坪 (昨年 123.7 坪から +3.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 29.6 分 → 2022年 34.0 分、+15.2 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示