物件種別
対象路線
調査期間
土地
2023年第4四半期
2023年10月12月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2023年10月〜12月期の神戸市西神・山手線 (新神戸駅西神中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.3万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +2.5%( +1.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2022年)に比べて +4.2%( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均土地面積は 74.4 坪 (昨年 44.5 坪から +67.3 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。湊川公園駅名谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西神中央駅で昨年に比べ +258.2 %、坪単価は 49.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(西神中央駅湊川公園駅)は +178.3 %(坪単価 +36.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(板宿駅妙法寺駅)は -45.1 %(坪単価 -37.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 4.2 % → 2023年 8.0 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.4万円/坪(28.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -2.2%( -2.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった妙法寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -37.8%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

神戸市西神・山手線(沿線・駅ごとの土地について)
神戸市西神・山手線現状(2023)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新神戸駅74.4万/坪
(24.2坪)
110万/坪
(31.8坪)
142万/坪
(63.5坪)
県庁前駅-142万/坪
(31.8坪)
-
大倉山駅--38.9万/坪
(25.7坪)
湊川公園駅73.8万/坪
(25.2坪)
37.2万/坪
(22.2坪)
24.8万/坪
(38.2坪)
上沢駅-42.6万/坪
(38.6坪)
30.8万/坪
(21.2坪)
長田駅36.9万/坪
(103坪)
-26.0万/坪
(22.7坪)
新長田駅93.4万/坪
(19.7坪)
95.5万/坪
(13.6坪)
-
板宿駅51.3万/坪
(82.2坪)
108万/坪
(139坪)
-
妙法寺駅31.0万/坪
(197坪)
49.8万/坪
(47.6坪)
28.1万/坪
(85.2坪)
名谷駅41.6万/坪
(51.4坪)
32.1万/坪
(59.0坪)
43.2万/坪
(68.1坪)
総合運動公園駅--23.9万/坪
(54.5坪)
学園都市駅60.3万/坪
(86.5坪)
--
伊川谷駅46.0万/坪
(83.7坪)
43.3万/坪
(43.9坪)
37.1万/坪
(40.5坪)
西神南駅---
西神中央駅49.9万/坪
(64.0坪)
13.9万/坪
(83.9坪)
32.5万/坪
(57.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西神中央駅49.9 万/坪(昨年同期比 +258.2 %)

西神中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +258.2%( +36.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 64.0 坪 (昨年 83.9 坪から -23.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 42.0 分 → 2023年 29.3 分、-30.2 %と大きく減少)

湊川公園駅73.8 万/坪(昨年同期比 +98.3 %)

湊川公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.8万円/坪(22.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +98.3%( +36.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 25.2 坪 (昨年 22.2 坪から +13.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2022年 11.5 分 → 2023年 9.7 分、-15.9 %と減少)

板宿駅51.3 万/坪(昨年同期比 -52.4 %)

板宿駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.3万円/坪(15.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -52.4%( -56.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 82.2 坪 (昨年 139.2 坪から -40.9 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 8.0 分、+33.3 %と大きく増加)

妙法寺駅31.0 万/坪(昨年同期比 -37.8 %)

妙法寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -37.8%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 196.6 坪 (昨年 47.6 坪から +312.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.6 分 → 2023年 12.5 分、-29.0 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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