【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR予讃線 (高松駅~観音寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.9%( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +171.4%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 28.0年から +27.7 %増)。平均専有面積は 67.6 ㎡ (昨年 72.1 ㎡から -6.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。丸亀駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは丸亀駅で昨年に比べ +14.0 %、単価は 19.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(丸亀駅)は +14.0 %(単価 +2.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高松駅)は -60.7 %(単価 -13.8 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 28.0 年 → 2021年 35.8 年、+27.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 37.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった丸亀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.0%( +2.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -60.7%( -13.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +166.7%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR予讃線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高松駅 | 9.0万/㎡ (43.5年/61.9㎡) | 22.7万/㎡ (27.4年/70.0㎡) | 24.6万/㎡ (23.0年/65.0㎡) |
香西駅 | 5.8万/㎡ (39.0年/82.5㎡) | - | 7.4万/㎡ (33.0年/75.0㎡) |
鬼無駅 | - | - | - |
端岡駅 | 7.8万/㎡ (27.0年/60.0㎡) | - | - |
坂出駅 | 16.5万/㎡ (20.5年/85.0㎡) | - | - |
宇多津駅 | - | - | - |
丸亀駅 | 19.2万/㎡ (24.0年/68.8㎡) | 16.8万/㎡ (30.0年/73.8㎡) | 20.8万/㎡ (0年/67.5㎡) |
讃岐塩屋駅 | 8.7万/㎡ (30.0年/30.0㎡) | - | - |
多度津駅 | 4.4万/㎡ (39.0年/90.0㎡) | - | - |
観音寺駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
丸亀駅 19.2 万/㎡(昨年同期比 +14.0 %)
丸亀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.0%( +2.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.0年(昨年 30.0年から -20.0 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 73.8 ㎡から -6.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.0 年 → 2021年 24.0 年、-20.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 20.8 分 → 2021年 29.8 分、+43.4 %と大きく増加)
高松駅 9.0 万/㎡(昨年同期比 -60.7 %)
高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -60.7%( -13.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +166.7%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.5年(昨年 27.4年から +59.1 %増)。平均専有面積は 61.9 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -11.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 27.4 年 → 2021年 43.5 年、+59.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示