【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR篠栗線 (篠栗駅~吉塚駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -42.6%( -20.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて -26.9%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 16.4年から +52.9 %増)。平均専有面積は 58.9 ㎡ (昨年 46.3 ㎡から +27.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(柚須駅)は -21.0 %(単価 -5.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(吉塚駅)は -42.7 %(単価 -24.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 19.2 % → 2021年 21.1 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.8 % → 2021年 5.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.4 年 → 2021年 25.0 年、+52.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.3 % → 2021年 63.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吉塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -42.7%( -24.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -36.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柚須駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -21.0%( -5.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
JR篠栗線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
篠栗駅 | - | - | - |
長者原駅 | - | - | - |
原町駅 | - | - | - |
柚須駅 | 18.9万/㎡ (32.5年/53.6㎡) | 23.9万/㎡ (23.3年/66.4㎡) | 16.6万/㎡ (29.8年/45.0㎡) |
吉塚駅 | 32.4万/㎡ (20.7年/62.1㎡) | 56.5万/㎡ (13.8年/38.9㎡) | 34.0万/㎡ (19.6年/60.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
柚須駅 18.9 万/㎡(昨年同期比 -21.0 %)
柚須駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -21.0%( -5.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.5年(昨年 23.3年から +39.3 %増)。平均専有面積は 53.6 ㎡ (昨年 66.4 ㎡から -19.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 13.0 分 → 2021年 10.9 分、-16.5 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.3 年 → 2021年 32.5 年、+39.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 100.0 %)
吉塚駅 32.4 万/㎡(昨年同期比 -42.7 %)
吉塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -42.7%( -24.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -36.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 13.8年から +49.9 %増)。平均専有面積は 62.1 ㎡ (昨年 38.9 ㎡から +59.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.3 % → 2021年 8.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 13.8 年 → 2021年 20.7 年、+49.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 6.8 分 → 2021年 7.7 分、+12.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.6 % → 2021年 41.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示