【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期の多摩モノレール (上北台駅～多摩センター駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -20.3％( -6.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2018年)に比べて -62.2％( -23件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.4年(昨年 19.2年から +63.8 ％増)。平均専有面積は 54.6 ㎡ (昨年 65.8 ㎡から -17.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。桜街道駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは桜街道駅で昨年に比べ +69.2 ％、単価は 43.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(桜街道駅)は +69.2 ％(単価 +17.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(泉体育館駅)は -56.7 ％(単価 -26.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.4 ％ → 2019年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.2 年 → 2019年 31.4 年、+63.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.9 ％ → 2019年 57.1 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桜街道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +69.2％( +17.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -83.3％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上北台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -42.5％( -10.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 多摩モノレール | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上北台駅 | 14.4万/㎡ (48.3年/55.0㎡) | 25.0万/㎡ (22.3年/60.0㎡) | 8.3万/㎡ (33.3年/65.0㎡) |
| 桜街道駅 | 43.1万/㎡ (13.3年/65.0㎡) | 25.5万/㎡ (27.6年/56.7㎡) | 14.3万/㎡ (38.3年/65.0㎡) |
| 玉川上水駅 | 27.7万/㎡ (24.4年/60.8㎡) | 32.9万/㎡ (23.8年/66.7㎡) | 41.1万/㎡ (20.7年/65.0㎡) |
| 砂川七番駅 | - | 20.0万/㎡ (29.3年/15.0㎡) | - |
| 泉体育館駅 | 20.0万/㎡ (53.3年/60.0㎡) | 46.2万/㎡ (19.3年/65.0㎡) | - |
| 高松駅 | - | 61.0万/㎡ (12.3年/75.0㎡) | - |
| 柴崎体育館駅 | 54.3万/㎡ (10.3年/70.0㎡) | - | - |
| 甲州街道駅 | - | 30.0万/㎡ (15.9年/86.7㎡) | - |
| 万願寺駅 | - | - | - |
| 高幡不動駅 | 18.8万/㎡ (42.0年/37.5㎡) | 24.4万/㎡ (34.9年/65.0㎡) | 35.2万/㎡ (30.3年/35.0㎡) |
| 程久保駅 | - | - | - |
| 多摩動物公園駅 | - | - | - |
| 中央大学・明星大学駅 | - | 23.7万/㎡ (17.8年/75.0㎡) | 25.0万/㎡ (16.3年/80.0㎡) |
| 大塚・帝京大学駅 | - | - | - |
| 松が谷駅 | - | 45.3万/㎡ (0.25年/64.3㎡) | 20.0万/㎡ (28.3年/75.0㎡) |
| 多摩センター駅 | - | 50.0万/㎡ (11.3年/70.0㎡) | 51.8万/㎡ (10.3年/85.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
桜街道駅 43.1 万/㎡(昨年同期比 +69.2 ％)
桜街道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +69.2％( +17.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -83.3％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 13.3年(昨年 27.6年から -52.0 ％減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 56.7 ㎡から +14.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 27.6 年 → 2019年 13.3 年、-52.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.0 分 → 2019年 7.0 分、-22.2 ％と大きく減少)
泉体育館駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 -56.7 ％)
泉体育館駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -56.7％( -26.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 53.3年(昨年 19.3年から +176.6 ％増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -7.7 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.3 年 → 2019年 53.3 年、+176.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 9.0 分、+125.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示