【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の名鉄津島線 (須ケ口駅~津島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.8%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -94.3%( -100件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 26.4年から +9.9 %増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 80.3 ㎡から -8.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。甚目寺駅、七宝駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは七宝駅で昨年に比べ +58.5 %、単価は 27.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(七宝駅)は +58.5 %(単価 +10.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(津島駅)は -57.1 %(単価 -8.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 70.2 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.8 分 → 2024年 16.2 分、+26.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.8 % → 2024年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった七宝駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +58.5%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.4%( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった津島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -57.1%( -8.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -96.4%( -27件/㎡)と大幅に減少しています。)。
名鉄津島線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
須ケ口駅 | - | 24.8万/㎡ (21.3年/81.1㎡) | 17.3万/㎡ (28.1年/73.1㎡) |
甚目寺駅 | 20.5万/㎡ (23.0年/87.5㎡) | 15.2万/㎡ (27.1年/84.8㎡) | 13.5万/㎡ (26.7年/80.2㎡) |
七宝駅 | 27.1万/㎡ (9.0年/85.0㎡) | 17.1万/㎡ (27.3年/79.7㎡) | 13.9万/㎡ (32.5年/73.0㎡) |
木田駅 | 13.5万/㎡ (34.0年/65.0㎡) | 19.5万/㎡ (19.3年/87.5㎡) | 7.0万/㎡ (41.8年/64.5㎡) |
青塚駅 | - | 13.2万/㎡ (27.0年/80.0㎡) | 14.5万/㎡ (27.9年/75.0㎡) |
勝幡駅 | - | 10.5万/㎡ (30.5年/65.0㎡) | - |
津島駅 | 6.0万/㎡ (51.0年/50.0㎡) | 14.0万/㎡ (30.0年/73.9㎡) | 16.2万/㎡ (30.2年/82.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
七宝駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 +58.5 %)
七宝駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +58.5%( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.4%( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.0年(昨年 27.3年から -67.0 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 79.7 ㎡から +6.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.3 年 → 2024年 9.0 年、-67.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.7 分 → 2024年 7.0 分、-27.6 %と大きく減少)
津島駅 6.0 万/㎡(昨年同期比 -57.1 %)
津島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -57.1%( -8.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -96.4%( -27件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.0年(昨年 30.0年から +70.1 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 73.9 ㎡から -32.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.9 分 → 2024年 8.0 分、-32.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.0 年 → 2024年 51.0 年、+70.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示