【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期の名鉄常滑線 (神宮前駅～常滑駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +44.6％( +7.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(１年前(2020年)に比べて +309.1％( +34件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 28.0年から -13.6 ％減)。平均専有面積は 74.8 ㎡ (昨年 71.4 ㎡から +4.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。道徳駅、大江駅、尾張横須賀駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大江駅で昨年に比べ +76.0 ％、単価は 16.2 万円/㎡となった。
上位 2 駅(大江駅、道徳駅)は +57.1 ％(単価 +6.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(柴田駅、神宮前駅)は -20.0 ％(単価 -3.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 28.0 年 → 2021年 24.2 年、-13.6 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.3 分 → 2021年 8.0 分、-39.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 87.5 ％ → 2021年 42.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +15.1％( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柴田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -55.0％( -12.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 名鉄常滑線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 神宮前駅 | 33.8万/㎡ (25.8年/62.5㎡) | 29.3万/㎡ (18.5年/75.0㎡) | 33.5万/㎡ (21.0年/85.0㎡) |
| 豊田本町駅 | 22.5万/㎡ (29.6年/68.8㎡) | - | 22.5万/㎡ (27.9年/65.0㎡) |
| 道徳駅 | 20.5万/㎡ (25.9年/76.8㎡) | 14.8万/㎡ (30.8年/73.0㎡) | - |
| 大江駅 | 16.2万/㎡ (23.5年/80.0㎡) | 9.2万/㎡ (0年/65.0㎡) | 14.2万/㎡ (35.5年/67.5㎡) |
| 大同町駅 | - | - | - |
| 柴田駅 | 10.0万/㎡ (40.5年/75.0㎡) | 22.2万/㎡ (0年/90.0㎡) | 17.1万/㎡ (28.5年/70.0㎡) |
| 名和駅 | 5.4万/㎡ (51.5年/50.0㎡) | - | - |
| 聚楽園駅 | - | - | 8.3万/㎡ (49.5年/68.3㎡) |
| 新日鉄前駅 | - | 4.4万/㎡ (33.5年/45.0㎡) | - |
| 太田川駅 | 30.0万/㎡ (14.8年/82.1㎡) | 25.3万/㎡ (21.5年/75.0㎡) | 45.7万/㎡ (8.5年/70.0㎡) |
| 尾張横須賀駅 | 26.8万/㎡ (17.8年/88.8㎡) | 20.0万/㎡ (27.5年/70.0㎡) | 27.1万/㎡ (26.5年/70.0㎡) |
| 寺本駅 | - | - | - |
| 朝倉駅 | - | - | - |
| 古見駅 | - | - | - |
| 長浦駅 | - | - | - |
| 日長駅 | - | - | - |
| 新舞子駅 | 32.0万/㎡ (9.8年/81.7㎡) | - | - |
| 大野町駅 | - | - | 8.0万/㎡ (24.5年/75.0㎡) |
| 榎戸駅 | - | - | - |
| 多屋駅 | - | - | - |
| 常滑駅 | 16.9万/㎡ (26.5年/65.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大江駅 16.2 万/㎡(昨年同期比 +76.0 ％)
大江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +76.0％( +7.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +23.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 16.0 分、+60.0 ％と大きく増加)
道徳駅 20.5 万/㎡(昨年同期比 +38.1 ％)
道徳駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +38.1％( +5.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて +120.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 30.8年から -15.9 ％減)。平均専有面積は 76.8 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から +5.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.8 年 → 2021年 25.9 年、-15.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 63.6 ％)
柴田駅 10.0 万/㎡(昨年同期比 -55.0 ％)
柴田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -55.0％( -12.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -16.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.0 分 → 2021年 5.0 分、-68.8 ％と大きく減少)
神宮前駅 33.8 万/㎡(昨年同期比 +15.1 ％)
神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +15.1％( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.8年(昨年 18.5年から +39.2 ％増)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -16.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.0 分 → 2021年 7.2 分、-48.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.5 年 → 2021年 25.8 年、+39.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示