【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期の名鉄常滑線 (神宮前駅~常滑駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +31.1%( +5.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 25.5年から -1.6 %減)。平均専有面積は 75.4 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +4.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。太田川駅、榎戸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは神宮前駅で昨年に比べ +171.4 %、単価は 36.4 万円/㎡となった。
上位 2 駅(神宮前駅、榎戸駅)は +129.8 %(単価 +17.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(大江駅、豊田本町駅)は -26.6 %(単価 -5.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 41.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +171.4%( +23.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -59.0%( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
名鉄常滑線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
神宮前駅 | 36.4万/㎡ (21.3年/70.0㎡) | 13.4万/㎡ (37.3年/77.5㎡) | 25.4万/㎡ (20.8年/67.5㎡) |
豊田本町駅 | 9.1万/㎡ (38.3年/75.0㎡) | 8.6万/㎡ (38.3年/70.0㎡) | 21.9万/㎡ (25.9年/68.3㎡) |
道徳駅 | 23.1万/㎡ (21.9年/90.0㎡) | 21.0万/㎡ (20.4年/75.0㎡) | 18.6万/㎡ (20.8年/68.3㎡) |
大江駅 | 7.7万/㎡ (36.3年/65.0㎡) | 18.8万/㎡ (37.3年/80.0㎡) | - |
大同町駅 | - | - | - |
柴田駅 | - | 17.1万/㎡ (28.3年/70.0㎡) | 14.7万/㎡ (25.3年/72.5㎡) |
名和駅 | 3.3万/㎡ (50.3年/45.0㎡) | - | 26.2万/㎡ (15.8年/82.5㎡) |
聚楽園駅 | 14.4万/㎡ (30.3年/90.0㎡) | - | - |
新日鉄前駅 | - | - | 16.1万/㎡ (19.3年/75.0㎡) |
太田川駅 | 35.8万/㎡ (15.3年/70.0㎡) | 20.0万/㎡ (27.3年/70.0㎡) | - |
尾張横須賀駅 | - | 17.9万/㎡ (33.3年/52.5㎡) | 31.3万/㎡ (8.3年/82.5㎡) |
寺本駅 | - | - | - |
朝倉駅 | - | - | - |
古見駅 | - | 12.4万/㎡ (29.3年/75.0㎡) | 2.7万/㎡ (45.3年/45.0㎡) |
長浦駅 | - | - | - |
日長駅 | - | - | - |
新舞子駅 | - | - | 25.0万/㎡ (22.8年/82.5㎡) |
大野町駅 | - | - | - |
榎戸駅 | 23.8万/㎡ (7.3年/80.0㎡) | 12.6万/㎡ (17.3年/77.5㎡) | - |
多屋駅 | - | - | - |
常滑駅 | - | - | 15.1万/㎡ (29.3年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
神宮前駅 36.4 万/㎡(昨年同期比 +171.4 %)
神宮前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +171.4%( +23.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.3年(昨年 37.3年から -42.9 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -9.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 37.3 年 → 2020年 21.3 年、-42.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.0 分 → 2020年 4.0 分、-55.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
榎戸駅 23.8 万/㎡(昨年同期比 +88.2 %)
榎戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +88.2%( +11.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 17.3年から -58.0 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +3.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 17.3 年 → 2020年 7.3 年、-58.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 5.0 分 → 2020年 3.0 分、-40.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
大江駅 7.7 万/㎡(昨年同期比 -59.0 %)
大江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -59.0%( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.3年(昨年 37.3年から -2.7 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -18.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)
豊田本町駅 9.1 万/㎡(昨年同期比 +5.8 %)
豊田本町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +5.8%( +0.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 38.3年(昨年 38.3年から +0.0 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +7.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.0 分 → 2020年 12.0 分、+71.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示