【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +17.6%( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2023年)に比べて -55.9%( -33件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.4年(昨年 20.9年から -30.9 %減)。平均専有面積は 80.6 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -2.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。枇杷島駅、味美駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは味美駅で昨年に比べ +52.9 %、単価は 25.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(味美駅)は +52.9 %(単価 +8.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(勝川駅)は +12.2 %(単価 +4.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 20.9 年 → 2024年 14.4 年、-30.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.4 分 → 2024年 7.7 分、-26.5 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 17.2 % → 2024年 26.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 12.7 % → 2024年 3.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.2%( +4.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -56.1%( -23件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった味美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +52.9%( +8.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
東海交通事業城北線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
枇杷島駅 | 31.4万/㎡ (19.2年/85.0㎡) | 24.3万/㎡ (26.0年/81.0㎡) | 22.0万/㎡ (28.7年/76.1㎡) |
尾張星の宮駅 | - | - | 14.1万/㎡ (32.8年/70.0㎡) |
比良駅 | - | 19.0万/㎡ (29.4年/73.6㎡) | 14.7万/㎡ (34.1年/77.9㎡) |
味美駅 | 25.8万/㎡ (18.3年/80.0㎡) | 16.9万/㎡ (29.0年/90.0㎡) | 27.1万/㎡ (19.0年/78.0㎡) |
勝川駅 | 41.3万/㎡ (12.5年/80.0㎡) | 36.8万/㎡ (17.8年/83.2㎡) | 31.5万/㎡ (20.7年/82.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
味美駅 25.8 万/㎡(昨年同期比 +52.9 %)
味美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +52.9%( +8.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 29.0年から -36.9 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -11.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.0 年 → 2024年 18.3 年、-36.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.3 分 → 2024年 7.8 分、-66.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 20.0 %)
勝川駅 41.3 万/㎡(昨年同期比 +12.2 %)
勝川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.2%( +4.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -56.1%( -23件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.5年(昨年 17.8年から -29.6 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 83.2 ㎡から -3.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 17.8 年 → 2024年 12.5 年、-29.6 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 24.4 % → 2024年 38.9 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 7.2 分 → 2024年 8.1 分、+11.2 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 18.9 % → 2024年 11.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示