【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期の伊予鉄本町線 (本町3丁目駅～本町6丁目駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -21.7％( -4.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.5年(昨年 26.7年から +40.4 ％増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 67.9 ㎡から +0.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。本町4丁目駅、本町6丁目駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは本町6丁目駅で昨年に比べ -1.8 ％、単価は 11.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(本町4丁目駅)は -0.5 ％(単価 -0.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(本町6丁目駅)は -1.8 ％(単価 -0.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 26.7 年 → 2023年 37.5 年、+40.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.9 分 → 2023年 9.0 分、+129.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本町4丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -0.5％( -0.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -80.0％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -1.8％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 伊予鉄本町線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 本町3丁目駅 | - | 31.5万/㎡ (16.5年/65.0㎡) | - |
| 本町4丁目駅 | 27.1万/㎡ (27.0年/70.0㎡) | 27.3万/㎡ (18.0年/73.0㎡) | - |
| 本町5丁目駅 | - | - | - |
| 本町6丁目駅 | 11.9万/㎡ (48.0年/67.5㎡) | 12.1万/㎡ (40.5年/64.0㎡) | 14.7万/㎡ (36.7年/48.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
本町4丁目駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 -0.5 ％)
本町4丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -0.5％( -0.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -80.0％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 18.0年から +50.0 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から -4.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 18.0 年 → 2023年 27.0 年、+50.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 2.6 分 → 2023年 3.0 分、+15.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
本町6丁目駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -1.8 ％)
本町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -1.8％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.0年(昨年 40.5年から +18.5 ％増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から +5.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 40.5 年 → 2023年 48.0 年、+18.5 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.4 分 → 2023年 12.0 分、+87.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示