【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期の伊予鉄城北線 (古町駅～平和通1丁目駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +68.3％( +9.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -25.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.6年(昨年 36.0年から -26.0 ％減)。平均専有面積は 71.7 ㎡ (昨年 55.4 ㎡から +29.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。古町駅、萱町6丁目駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは古町駅で昨年に比べ +52.0 ％、単価は 25.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(古町駅)は +52.0 ％(単価 +8.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(本町6丁目駅)は -1.8 ％(単価 -0.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 36.0 年 → 2023年 26.6 年、-26.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 10.0 分 → 2023年 7.0 分、-30.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.3 ％ → 2023年 55.6 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 11.1 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった萱町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +45.9％( +8.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -1.8％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 伊予鉄城北線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 古町駅 | 25.7万/㎡ (24.0年/74.2㎡) | 16.9万/㎡ (45.0年/55.0㎡) | 23.3万/㎡ (22.0年/85.0㎡) |
| 萱町6丁目駅 | 27.7万/㎡ (21.0年/65.0㎡) | 19.0万/㎡ (28.4年/53.3㎡) | 23.9万/㎡ (22.0年/75.0㎡) |
| 本町6丁目駅 | 11.9万/㎡ (48.0年/67.5㎡) | 12.1万/㎡ (40.5年/64.0㎡) | 14.7万/㎡ (36.7年/48.3㎡) |
| 木屋町駅 | - | - | - |
| 高砂町駅 | - | - | - |
| 清水町駅 | - | - | 25.3万/㎡ (19.0年/75.0㎡) |
| 鉄砲町駅 | - | 8.3万/㎡ (37.0年/15.0㎡) | 8.5万/㎡ (35.0年/20.0㎡) |
| 赤十字病院前駅 | - | - | - |
| 平和通1丁目駅 | - | 12.0万/㎡ (30.0年/100㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
古町駅 25.7 万/㎡(昨年同期比 +52.0 ％)
古町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +52.0％( +8.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +500.0％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 45.0年から -46.7 ％減)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +34.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 45.0 年 → 2023年 24.0 年、-46.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.0 分 → 2023年 5.8 分、-27.1 ％と大きく減少)
本町6丁目駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -1.8 ％)
本町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -1.8％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.0年(昨年 40.5年から +18.5 ％増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から +5.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 40.5 年 → 2023年 48.0 年、+18.5 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.4 分 → 2023年 12.0 分、+87.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示