【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜6月期のJR岩徳線 (岩国駅~櫛ケ浜駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +7.1%( +1.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて -8.3%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 20.6年から -5.6 %減)。平均専有面積は 67.7 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -7.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。岩国駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岩国駅で昨年に比べ +7.5 %、単価は 27.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岩国駅)は +7.5 %(単価 +1.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(櫛ケ浜駅)は +3.2 %(単価 +0.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.0 分 → 2023年 8.2 分、-25.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 % → 2023年 60.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 9.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった櫛ケ浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +3.2%( +0.9万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岩国駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +7.5%( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -9.1%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
JR岩徳線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岩国駅 | 27.4万/㎡ (20.7年/67.5㎡) | 25.5万/㎡ (21.1年/74.1㎡) | 26.3万/㎡ (18.7年/68.2㎡) |
櫛ケ浜駅 | 28.6万/㎡ (8.3年/70.0㎡) | 27.7万/㎡ (15.0年/65.0㎡) | 9.4万/㎡ (29.8年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岩国駅 27.4 万/㎡(昨年同期比 +7.5 %)
岩国駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +7.5%( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -9.1%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 21.1年から -2.0 %減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 74.1 ㎡から -8.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.5 分 → 2023年 6.6 分、-30.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 72.7 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 36.4 % → 2023年 10.0 %)
櫛ケ浜駅 28.6 万/㎡(昨年同期比 +3.2 %)
櫛ケ浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +3.2%( +0.9万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 8.3年(昨年 15.0年から -45.0 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +7.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 15.0 年 → 2023年 8.3 年、-45.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 28.0 分 → 2023年 24.0 分、-14.3 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示