中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期のJR岩徳線 (岩国駅~櫛ケ浜駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +29.1%( +5.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.2年(昨年 23.1年から -12.6 %減)。平均専有面積は 68.4 ㎡ (昨年 68.4 ㎡から +0.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岩国駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岩国駅で昨年に比べ +36.9 %、単価は 26.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岩国駅)は +36.9 %(単価 +7.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(櫛ケ浜駅)は -18.9 %(単価 -2.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.1 年 → 2021年 20.2 年、-12.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 8.4 分 → 2021年 7.6 分、-10.4 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.2 % → 2021年 37.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 73.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩国駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +36.9%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -6.7%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった櫛ケ浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -18.9%( -2.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR岩徳線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岩国駅 | 26.3万/㎡ (18.7年/68.2㎡) | 19.2万/㎡ (23.1年/68.7㎡) | 22.0万/㎡ (21.1年/70.0㎡) |
櫛ケ浜駅 | 9.4万/㎡ (29.8年/70.0㎡) | 11.5万/㎡ (23.3年/65.0㎡) | 17.3万/㎡ (26.0年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岩国駅 26.3 万/㎡(昨年同期比 +36.9 %)
岩国駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +36.9%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -6.7%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 23.1年から -18.9 %減)。平均専有面積は 68.2 ㎡ (昨年 68.7 ㎡から -0.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.1 年 → 2021年 18.7 年、-18.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.7 分 → 2021年 5.8 分、-25.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 42.9 %)
櫛ケ浜駅 9.4 万/㎡(昨年同期比 -18.9 %)
櫛ケ浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -18.9%( -2.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 23.3年から +28.0 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +7.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.3 年 → 2021年 29.8 年、+28.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示