【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR山陰本線 (東萩駅~下関駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -26.2%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -43.5%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 18.3年から +42.8 %増)。平均専有面積は 78.5 ㎡ (昨年 72.8 ㎡から +7.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。幡生駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは下関駅で昨年に比べ -42.9 %、単価は 13.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(幡生駅)は -6.0 %(単価 -1.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(下関駅)は -42.9 %(単価 -10.1 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.3 年 → 2024年 26.1 年、+42.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 47.8 % → 2024年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -6.0%( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -42.9%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -45.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東萩駅 | - | 27.1万/㎡ (13.0年/85.0㎡) | - |
安岡駅 | - | - | - |
梶栗郷台地駅 | - | - | - |
綾羅木駅 | - | 32.9万/㎡ (5.0年/85.0㎡) | 14.3万/㎡ (31.0年/70.0㎡) |
幡生駅 | 22.4万/㎡ (21.7年/79.3㎡) | 23.9万/㎡ (15.6年/73.1㎡) | 23.6万/㎡ (16.6年/78.0㎡) |
下関駅 | 13.4万/㎡ (32.2年/77.5㎡) | 23.4万/㎡ (23.6年/68.2㎡) | 14.9万/㎡ (29.6年/77.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
幡生駅 22.4 万/㎡(昨年同期比 -6.0 %)
幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -6.0%( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 15.6年から +39.0 %増)。平均専有面積は 79.3 ㎡ (昨年 73.1 ㎡から +8.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.1 分 → 2024年 11.4 分、-24.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 15.6 年 → 2024年 21.7 年、+39.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 71.4 %)
下関駅 13.4 万/㎡(昨年同期比 -42.9 %)
下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -42.9%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -45.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.2年(昨年 23.6年から +36.8 %増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 68.2 ㎡から +13.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 63.6 % → 2024年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.6 年 → 2024年 32.2 年、+36.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 21.7 分 → 2024年 24.3 分、+12.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 % → 2024年 20.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示