【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の水間鉄道 (貝塚駅~水間観音駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -22.0%( -3.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -77.6%( -38件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 30.2年から +5.1 %増)。平均専有面積は 74.1 ㎡ (昨年 76.9 ㎡から -3.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。清児駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは貝塚駅で昨年に比べ -35.8 %、単価は 9.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(清児駅)は -14.1 %(単価 -2.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(貝塚駅)は -35.8 %(単価 -5.5 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.2 分 → 2024年 14.7 分、+44.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 27.9 % → 2024年 18.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった清児駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -14.1%( -2.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -81.2%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった貝塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -35.8%( -5.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -78.1%( -25件/㎡)と大幅に減少しています。)。
水間鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
貝塚駅 | 9.8万/㎡ (34.4年/72.1㎡) | 15.3万/㎡ (30.9年/78.0㎡) | 12.8万/㎡ (31.0年/81.2㎡) |
貝塚市役所前駅 | 21.2万/㎡ (22.0年/80.0㎡) | - | - |
清児駅 | 12.6万/㎡ (28.8年/76.7㎡) | 14.7万/㎡ (28.0年/76.6㎡) | 12.8万/㎡ (29.4年/76.5㎡) |
水間観音駅 | - | 5.0万/㎡ (44.8年/50.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
清児駅 12.6 万/㎡(昨年同期比 -14.1 %)
清児駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -14.1%( -2.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -81.2%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 28.0年から +2.6 %増)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 76.6 ㎡から +0.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 5.3 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 68.8 % → 2024年 66.7 %)
貝塚駅 9.8 万/㎡(昨年同期比 -35.8 %)
貝塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -35.8%( -5.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -78.1%( -25件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 30.9年から +11.6 %増)。平均専有面積は 72.1 ㎡ (昨年 78.0 ㎡から -7.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 30.9 年 → 2024年 34.4 年、+11.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.8 分 → 2024年 19.3 分、+39.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 96.9 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示