【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR和田岬線 (兵庫駅~和田岬駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は73.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +87.7%( +34.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて +71.4%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 6.7年(昨年 25.7年から -74.0 %減)。平均専有面積は 28.3 ㎡ (昨年 46.4 ㎡から -39.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。兵庫駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは和田岬駅で昨年に比べ +286.1 %、単価は 35.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(和田岬駅)は +286.1 %(単価 +26.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(兵庫駅)は +74.2 %(単価 +32.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 25.7 年 → 2022年 6.7 年、-74.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 71.4 % → 2022年 8.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.3 分 → 2022年 7.5 分、+75.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 71.4 % → 2022年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった兵庫駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は76.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +74.2%( +32.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +83.3%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和田岬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +286.1%( +26.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR和田岬線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
兵庫駅 | 76.7万/㎡ (4.3年/24.5㎡) | 44.0万/㎡ (21.6年/47.5㎡) | 35.7万/㎡ (13.3年/42.0㎡) |
和田岬駅 | 35.7万/㎡ (33.3年/70.0㎡) | 9.2万/㎡ (50.3年/40.0㎡) | 12.5万/㎡ (49.3年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
和田岬駅 35.7 万/㎡(昨年同期比 +286.1 %)
和田岬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +286.1%( +26.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.3年(昨年 50.3年から -33.8 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +75.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 50.3 年 → 2022年 33.3 年、-33.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 9.0 分、+80.0 %と大きく増加)
兵庫駅 76.7 万/㎡(昨年同期比 +74.2 %)
兵庫駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は76.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +74.2%( +32.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +83.3%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 4.3年(昨年 21.6年から -80.3 %減)。平均専有面積は 24.5 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から -48.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 21.6 年 → 2022年 4.3 年、-80.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.2 分 → 2022年 7.4 分、+76.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 27.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示