【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜3月期の京福嵐山線 (四条大宮駅～嵐山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +26.9％( +9.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて +20.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 24.0年から +6.1 ％増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 52.0 ㎡から +10.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。西院駅、有栖川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは有栖川駅で昨年に比べ +59.4 ％、単価は 39.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(有栖川駅)は +59.4 ％(単価 +14.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(西院駅)は +22.8 ％(単価 +8.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 27.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 ％ → 2020年 18.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西院駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +22.8％( +8.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった有栖川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +59.4％( +14.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 京福嵐山線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 四条大宮駅 | - | - | - |
| 西院駅 | 46.2万/㎡ (29.5年/45.7㎡) | 37.6万/㎡ (22.3年/52.1㎡) | 50.9万/㎡ (16.0年/31.5㎡) |
| 西大路三条駅 | - | - | - |
| 山ノ内駅 | 36.7万/㎡ (32.0年/60.0㎡) | - | - |
| 嵐電天神川駅 | - | - | - |
| 蚕ノ社駅 | - | - | - |
| 太秦広隆寺駅 | - | 23.4万/㎡ (30.0年/35.0㎡) | 25.6万/㎡ (26.0年/52.5㎡) |
| 帷子ノ辻駅 | 22.9万/㎡ (38.0年/70.0㎡) | - | 30.0万/㎡ (21.0年/60.0㎡) |
| 有栖川駅 | 39.9万/㎡ (9.0年/75.0㎡) | 25.0万/㎡ (27.0年/60.0㎡) | - |
| 車折神社駅 | - | - | 25.0万/㎡ (21.0年/80.0㎡) |
| 鹿王院駅 | - | - | - |
| 嵐電嵯峨駅 | - | - | - |
| 嵐山駅 | 50.0万/㎡ (15.0年/90.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
有栖川駅 39.9 万/㎡(昨年同期比 +59.4 ％)
有栖川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +59.4％( +14.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 9.0年(昨年 27.0年から -66.7 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +25.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 27.0 年 → 2020年 9.0 年、-66.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 4.0 分 → 2020年 2.5 分、-37.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
西院駅 46.2 万/㎡(昨年同期比 +22.8 ％)
西院駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +22.8％( +8.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.5年(昨年 22.3年から +32.4 ％増)。平均専有面積は 45.7 ㎡ (昨年 52.1 ㎡から -12.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 ％ → 2020年 16.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 22.3 年 → 2020年 29.5 年、+32.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 7.1 分 → 2020年 8.4 分、+18.0 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示