このページでは「京都市」の平均的な中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格の相場、売却相場、ランキングを調べたり、駅距離、面積などを指定して中古一戸建て価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古一戸建て価格相場(実勢価格、売却相場)の推移・動向や、中古一戸建ての取引データを確認することができます。 また、京都市における将来の人口推移に基づく、今後10年間の中古一戸建て価格相場の将来見通しも説明します。
実際の中古一戸建ての価格相場は立地、日当たり、眺望など、物件ごとの個別要因を考慮する必要があります。 過去の取引事例を確認したり、詳細な価格相場を調べるには無料で利用できる『不動産一括査定サイト』をご利用ください。
【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
京都市 中古一戸建ての価格相場を調べる
2023年の京都府 京都市における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +0.3%( +0.3万円/坪)と僅かに上昇しています。
より詳細な、土地面積、駅からの距離など物件の各条件ごとの取引物件数の変化、動向を調べる場合は『セグメント別取引物件の動向を調べる』をご覧ください。セグメントごとの取引物件数のトレンドを確認することができます。
掲載している価格相場情報は、37,040件の国土交通省が提供する過去の実取引データに基づき計算したものです。
京都市 中古一戸建ての価格相場動向
京都市における中古一戸建て価格相場の動向は以下の通りです。
これは、京都市における37,040件の過去の中古一戸建ての取引事例に対して、各年ごとに取引価格(面積価格)の平均値を算出し、それらをグラフとして描画したものです。
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京都市 中古一戸建て価格相場 推移・動向
中古一戸建ての価格相場の最新動向
京都市における中古一戸建ての価格は長期的に安定成長していることが確認できます。具体的に、京都市における直近3年間(2021-2023年)の中古一戸建て価格の平均(106.8万円/坪)は、10年前の2013年の中古一戸建て価格(88.3万円/坪)を上回っており、かつ、直近10年間において中古一戸建て価格が上昇した年が4点(2014, 2016, 2017, 2022年)以上存在します。これは、京都市において中古一戸建て市場が健全な成長トレンドにあることを示しており、持続的な成長パターンを示唆しています。
京都市における中古一戸建ての市場は、2017年にピークに達し、その後下降傾向にあります。具体的に、2015年から2019年の期間に、京都市における中古一戸建て価格の最高値(2017年, 111.2万円/坪)が確認できます。京都市における中古一戸建て市場は、調整期に入った可能性が考えられます。京都市において、中古一戸建ての価格相場形成に影響を与える他の要因についても検討しましょう。
京都市の直近3年間の平均中古一戸建て価格は106.8万円/坪であり、これは京都府全体の平均92.3万円/坪よりも15.7%高い水準です。この顕著な価格差は、京都市が京都府内で特に不動産需要が高いエリアであることを示しています。京都市は公共交通機関へのアクセス、教育機関や公的施設の充実など、住宅購入者に魅力的な要素が多くあります。これにより、京都市は京都府内でも特に価値の高い不動産市場となっています。
より詳細な動向は「中古一戸建て価格の年別推移」のデータを参照してください。
中古一戸建て価格の年別推移
京都府 京都市における年別推移
京都府 京都市における中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格相場の年別推移は以下の通りです。各年ごとに取引物件の駅距離や面積などの平均値も確認できるため、取引物件のトレンド変化も確認することができます。
年 | 駅距離 | 築年数 | 面積 | 建物面積 | 単価 | 変動率 | 件数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 年 | 13.6 分 | 27.7 年 | 36.8 坪 | 36.2 坪 | 108.0 万円/坪 | +0.3% | 2,790 件 |
2022 年 | 13.1 分 | 26.6 年 | 37.8 坪 | 37.3 坪 | 107.7 万円/坪 | +3.0% | 2,860 件 |
2021 年 | 12.9 分 | 24.5 年 | 36.1 坪 | 36.1 坪 | 104.6 万円/坪 | +0.9% | 3,182 件 |
2020 年 | 13.3 分 | 23.3 年 | 41.7 坪 | 40.2 坪 | 103.6 万円/坪 | -5.4% | 1,663 件 |
2019 年 | 13.2 分 | 25.5 年 | 42.3 坪 | 44.2 坪 | 109.6 万円/坪 | -0.1% | 1,664 件 |
2018 年 | 13.2 分 | 25.2 年 | 42.0 坪 | 40.3 坪 | 109.7 万円/坪 | -1.4% | 1,712 件 |
2017 年 | 12.7 分 | 23.6 年 | 43.7 坪 | 43.3 坪 | 111.2 万円/坪 | +13.7% | 1,886 件 |
2016 年 | 13.1 分 | 23.1 年 | 43.7 坪 | 43.3 坪 | 97.9 万円/坪 | +2.4% | 1,781 件 |
2015 年 | 13.1 分 | 22.3 年 | 41.8 坪 | 39.8 坪 | 95.6 万円/坪 | +1.2% | 1,805 件 |
2014 年 | 13.3 分 | 21.4 年 | 42.6 坪 | 44.2 坪 | 94.5 万円/坪 | +6.9% | 1,803 件 |
2013 年 | 13.3 分 | 19.6 年 | 40.4 坪 | 40.5 坪 | 88.3 万円/坪 | -1.1% | 1,959 件 |
2012 年 | 13.7 分 | 18.7 年 | 41.4 坪 | 41.3 坪 | 89.3 万円/坪 | -5.1% | 1,776 件 |
2011 年 | 13.1 分 | 18.3 年 | 40.6 坪 | 42.0 坪 | 94.0 万円/坪 | +0.4% | 1,593 件 |
2010 年 | 13.5 分 | 17.1 年 | 39.3 坪 | 38.7 坪 | 93.7 万円/坪 | +0.2% | 1,641 件 |
2009 年 | 13.6 分 | 16.7 年 | 40.1 坪 | 39.6 坪 | 93.5 万円/坪 | -0.9% | 1,496 件 |
2008 年 | 13.4 分 | 17.5 年 | 41.0 坪 | 42.5 坪 | 94.4 万円/坪 | -7.2% | 1,559 件 |
2007 年 | 13.3 分 | 17.7 年 | 39.6 坪 | 40.4 坪 | 101.6 万円/坪 | +3.0% | 1,699 件 |
2006 年 | 13.3 分 | 17.6 年 | 39.8 坪 | 42.8 坪 | 98.7 万円/坪 | +1.4% | 1,850 件 |
2005 年 | 12.7 分 | 16.0 年 | 42.1 坪 | 42.6 坪 | 97.4 万円/坪 | - | 927 件 |
京都府における年別推移
詳細を表示する
京都府における中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格相場の年別推移は以下の通りです。各年ごとに取引物件の駅距離や面積などの平均値も確認できるため、取引物件のトレンド変化も確認することができます。
年 | 駅距離 | 築年数 | 面積 | 建物面積 | 単価 | 変動率 | 件数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 年 | 15.6 分 | 27.8 年 | 43.4 坪 | 36.2 坪 | 93.7 万円/坪 | +1.7% | 4,556 件 |
2022 年 | 16.3 分 | 27.1 年 | 46.6 坪 | 37.6 坪 | 92.1 万円/坪 | +1.3% | 4,786 件 |
2021 年 | 15.7 分 | 24.2 年 | 43.4 坪 | 36.0 坪 | 90.9 万円/坪 | +5.0% | 5,381 件 |
2020 年 | 17.6 分 | 23.7 年 | 52.5 坪 | 39.5 坪 | 86.6 万円/坪 | -4.9% | 2,992 件 |
2019 年 | 16.8 分 | 24.6 年 | 52.8 坪 | 42.9 坪 | 91.0 万円/坪 | -1.8% | 2,862 件 |
2018 年 | 15.8 分 | 24.1 年 | 50.1 坪 | 40.3 坪 | 92.7 万円/坪 | -1.0% | 2,843 件 |
2017 年 | 15.9 分 | 23.1 年 | 51.6 坪 | 42.0 坪 | 93.6 万円/坪 | +10.6% | 3,091 件 |
2016 年 | 16.4 分 | 22.1 年 | 50.8 坪 | 42.4 坪 | 84.6 万円/坪 | +1.6% | 3,057 件 |
2015 年 | 16.6 分 | 21.5 年 | 50.6 坪 | 40.3 坪 | 83.3 万円/坪 | -0.3% | 3,171 件 |
2014 年 | 16.9 分 | 20.7 年 | 51.0 坪 | 43.0 坪 | 83.5 万円/坪 | +5.5% | 3,061 件 |
2013 年 | 17.0 分 | 19.4 年 | 48.5 坪 | 40.4 坪 | 79.2 万円/坪 | -0.2% | 3,288 件 |
2012 年 | 17.4 分 | 18.7 年 | 48.3 坪 | 41.3 坪 | 79.4 万円/坪 | -4.7% | 3,008 件 |
2011 年 | 16.8 分 | 17.9 年 | 47.2 坪 | 39.9 坪 | 83.3 万円/坪 | -0.7% | 2,840 件 |
2010 年 | 16.7 分 | 16.8 年 | 48.0 坪 | 38.9 坪 | 83.9 万円/坪 | -1.9% | 2,932 件 |
2009 年 | 16.9 分 | 15.8 年 | 49.0 坪 | 38.7 坪 | 85.6 万円/坪 | -1.8% | 2,687 件 |
2008 年 | 16.4 分 | 16.9 年 | 48.8 坪 | 41.3 坪 | 87.1 万円/坪 | -6.9% | 2,737 件 |
2007 年 | 16.7 分 | 17.0 年 | 44.6 坪 | 38.9 坪 | 93.5 万円/坪 | -2.8% | 2,716 件 |
2006 年 | 15.7 分 | 17.0 年 | 41.0 坪 | 41.3 坪 | 96.2 万円/坪 | -0.4% | 2,241 件 |
2005 年 | 14.4 分 | 15.6 年 | 43.3 坪 | 41.3 坪 | 96.6 万円/坪 | - | 1,130 件 |
隣接エリアと比較すると、京都市の中古戸建て相場(32.7万円/坪, 2023年)は、周辺エリアである宇治市(21.5万円/坪), 亀岡市(16.7万円/坪), 向日市(30.6万円/坪), 長岡京市(31.3万円/坪), 八幡市(19.6万円/坪), 南丹市(7.3万円/坪)の平均価格である21.2万円/坪に比べて30%以上高く、最も相場が高い長岡京市(31.3万円/坪)と比較してもその魅力が際立っています。この差は、京都市が優れた公共施設、交通の利便性を兼ね備えていることが示唆されます。
また、京都市の戸建て住宅相場の変動率(+0.3%, 2023年)は、隣接エリア宇治市(+7.0%), 亀岡市(-0.5%), 向日市(+2.1%), 長岡京市(-14.8%), 八幡市(+21.5%), 南丹市(-12.7%)の変動率の平均値(+0.4%)よりわずかに低いです。これは、京都市が若干の価格調整を見せているものの、近隣エリアに比べて良好な住環境を提供していることを示しています。
隣接エリア 中古一戸建て相場一覧
京都市の近隣エリアにおける中古一戸建て相場は以下のとおりです。
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
宇治市 | 2,207 万円 | 71.2 万円/坪 | 4,368 件 | +7.0% (2023) |
亀岡市 | 1,730 万円 | 55.1 万円/坪 | 2,450 件 | -0.5% (2023) |
向日市 | 3,241 万円 | 101 万円/坪 | 1,572 件 | +2.1% (2023) |
長岡京市 | 3,341 万円 | 103 万円/坪 | 2,442 件 | -14.8% (2023) |
八幡市 | 2,141 万円 | 64.7 万円/坪 | 1,395 件 | +21.5% (2023) |
南丹市 | 887 万円 | 24.3 万円/坪 | 602 件 | -12.7% (2023) |
今すぐ中古一戸建て価格を計算する
ウチノカチでは、ユーザー登録など面倒な手続きせずに築年数、駅距離などの条件から『京都市』における中古一戸建ての価格相場(値段、評価額)を簡単・高精度に計算できる『価格計算ツール』を提供しています。
条件を指定して「価格計算」ボタンをクリックするだけで、即座に中古一戸建ての価格相場を計算します。 計算する際に参考にした過去の取引事例は「過去の取引データを調べる」から確認できます。
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント
対象物件の『条件』を入力 |
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年 |
{{unitType|unitConvert}} 単位: |
{{unitType|unitConvert}} |
分 |
価格相場は、過去の取引データに対して回帰分析(Regression Analysis)を用いて算定したもので、 不動産鑑定士などの専門家が実際に価格査定を行う際と同等の算定手法を適用しています。
ウチノカチが提供する京都市における中古一戸建て価格相場は、 国土交通省の直近の2022/06から2023/12までの期間に取引された「4802件」の取引を選定し算定しています。
なお、実際の物件価値は、方位、リフォームの有無など、様々な条件を考慮して行われます。 本サービスが提供する価格相場は不十分な点があることをご理解の上ご利用くださいますようお願いいたします。
京都市 築年数に対する価格相場の傾向
京都市の中古一戸建ては、築10年で価格が10%以上、30%以内(-19.46%)の範囲の下落率であるため、中古一戸建ての購入時には、価格下落の理由を深く理解し、物件のリノベーションの可能性や中長期的な投資価値の検討が重要です。価格下落が一時的なものか長期的なトレンドかを把握し、その上で物件を選ぶことが重要です。そして、将来的な売却を検討する際には、地域の不動産市場の動向を理解し、小規模なリノベーションや修理を行うことで売却価格を高める戦略が効果的といえます。
このセクションでは『京都市』において、築年数に対して中古一戸建ての価格相場(㎡単価)がどのように変化するのか、築年数による中古一戸建て価格相場への影響をより詳しく調べることができます。
オレンジ色の線は築年数に応じた単位㎡当たりの平均中古一戸建て価格(最小乖離線)です。オレンジ色の線は、面積、駅からの距離等に応じて変化します(例えば、駅までの距離が遠くなると、単価は下がります)。
ドットは、中古一戸建ての売却取引データです。マウスを重ねるか、タッチすることにより用途地域等の詳細を表示させることができます。面積、駅距離、価格等で色分けさせることができます。
(※モバイルでは2本指でスクロール・拡大縮小します)(※ダブルクリックすると、築年数の値が更新されます)
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント
築年数 | 価格 | 割合 |
---|---|---|
新築時の平均価格 | 151 万円/坪 | 100 % |
築10年・残存価値 | 122 万円/坪 | 81 % |
築20年・残存価値 | 100 万円/坪 | 66 % |
築30年・残存価値 | 85 万円/坪 | 56 % |
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築年数に対する中古一戸建て相場の傾向
- 物件詳細情報: {{infoObj.place}} ({{infoObj.trains[0]}} {{infoObj.station}} 徒歩 {{infoObj.station_distance}}分)
- 売却価格 {{infoObj.price/10000|number_nicely}} 万円 坪単価 {{infoObj.unit_price/10000 * 3.30578512|number_nicely}} 万円/坪 ㎡単価 {{infoObj.unit_price/10000|number:1}} 万円/㎡
・築:{{infoObj.days_elapsed|days_year}} 年 ・土地面積:{{infoObj.dimension / getUnitCoef()|number:1}} {{unitType|unitConvert}} ・建物面積:{{infoObj.dimension_all / getUnitCoef()|number:1}} {{unitType|unitConvert}} ・土地形状:{{infoObj.land_plan}} ・間取り:{{infoObj.floor_plan}} ・構造:{{infoObj.structure}} ・間口:{{infoObj.frontage}}m
・都市計画(用途地域):{{infoObj.city_plan}} (売却時期:{{infoObj.trade_date_plain}})
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中古一戸建ての「売却相場」を調べる
実際の戸建て住宅の価格相場は、学区等の周辺環境、近くにある公共施設・商業施設へのアクセス等の立地条件、住戸の維持管理状況、土地の権利(所有権・借地権)など、物件ごとの個別要因を考慮する必要があります。
一般の方は、これらの要因を考慮して計算することは困難ですが「不動産一括査定サイト」を利用することにより無料で価格相場を計算してもらうことができます。 また、京都市において条件が類似する過去の取引物件の情報も入手できるため、価格算定の参考にできます。
しかし、「不動産一括査定サイト」といっても十数社の企業が提供しており、どの査定サービスを利用すればいいのか迷ってしまうでしょう。 ウチノカチでは、専門家による監修のもと、様々な観点から不動産査定サイトを比較しました(比較記事はこちら)。
以下のサイトは、「査定を受け付けているカバーエリア」「利用時の入力しやすさ」「個人情報保護」の観点から特に評価が高いサイトです。 いずれも、「無料」で「1分程度」で安心してご利用いただけます。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント
京都市の周辺環境
1000年の間、日本の中心地
京都市は、政令指定都市で8番目の人口があります。日本の歴史では、平安時代から明治時代まで1000年に渡って日本の中心地とされた場所です。平安京が現在の京都の街並みをそのまま形成していて、修学旅行や外国人観光客が多く訪れる街です。京都盆地にあり夏暑く、冬寒い盆地特有の気候で近畿地方でも特有の気象環境です。市街地と山間地帯が近くにあり、身近に自然を感じられます。
古代から中心地となっていたこともあり、京都駅を中心に各方面へ交通でアクセスできる利便性があります。交通網が発達して、大阪・京都のベットタウンとしての新興住宅地が増えてきています。京都市内には学術・文教地区で大学が多く集まり、学生が多い街です。また日本を代表する大企業や上場企業も多くなり産業面でも就業する方が多い地域です。
日本の近代化に貢献
京都では、琵琶湖の水を使っての水力発電が発祥と言われています。この発電で路面電車の電気を作っていたとされて市民生活や工業操業に貢献しました。これは、琵琶湖疏水100年を記念して琵琶湖疏水記念館で展示されて近代化産業遺産に登録されています。
ほかに京都では、明治時代に小学校が最初に創設された場所です。自治体別に機能を持たせた運営は、現在の小学校の礎になりました。
セグメント別取引物件の動向を調べる
このセクションでは、京都市における中古一戸建ての取引データについて、築年数、駅距離および面積の各セグメントごとに詳細な解析情報を提供します。 具体的に、各セグメントごとの取引物件数の変化を確認することにより、京都市における中古一戸建て価格の動向が、どのような物件の取引により影響を受けたのか確認することができます。
これにより、最近の価格相場の動向(上昇、下落)がこのエリアにおける需給・ニーズの変化に伴う本質的なものか、取引される物件の属性が変化したにすぎない(例えば、価格相場の下落が駅から遠かったり、築年数が古い物件の取引が増えただけ)のか変化の要因を確認することができます。
なお、京都市における過去の中古一戸建ての取引データ(物件の条件と取引価格を含む個別事例)を確認したい場合は『過去の取引データを調べる』をご覧ください。 京都市に含まれるエリアごとの中古一戸建ての価格相場を確認したい場合は『京都市のエリアごとの価格相場を調べる』をご覧ください。
京都市 取引物件数の推移・動向の概要
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が小幅増加。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.6 % → 2023年 21.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 31.9 % → 2023年 30.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 30.7 % → 2023年 32.7 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 2.7 % → 2023年 2.4 %)
セグメント対象:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
京都市のエリアごとの価格相場を調べる
このセクションでは、京都市に含まれるエリアごとに中古一戸建て価格相場の詳細な情報を提供します。 例えば、最も価格が高いエリアと最も低いエリア、価格上昇率が最も大きいエリアと最も小さいエリア、を比較しそれぞれの特徴と価格動向を探ります。 京都市における中古一戸建ての値段が上がりそうな地域、値段が上がる駅を探す際にも役立ちます。
なお、京都市における過去の中古一戸建ての取引データ(物件の条件と取引価格を含む個別事例)を確認したい場合は『過去の取引データを調べる』をご覧ください。 また、物件をお持ちの方で、自身の物件と類似する物件の過去の取引事例を調べたい場合は『不動産一括査定サイト』からお申し込みください。 無料で類似する過去の取引事例を手軽に入手できます。
エリアごとの最新動向
京都市において、最も中古一戸建ての価格相場が高いエリアは、『京都市中京区』における坪単価 140万円/坪(42.3万円/㎡)、 最も低いエリアは、『京都市山科区』における坪単価 66.8万円/坪(20.2万円/㎡)です。 上昇率が最も大きいエリアは『京都市東山区』における+30.0%、 上昇率が最も小さいエリアは『京都市上京区』における-8.0%です。
『京都市東山区』『京都市東山区』『京都市山科区』『京都市山科区』『京都市北区』は、価格上昇率が5%を超えており、特に注目されている地域です。この地域における中古一戸建て相場の上昇理由も調べてみましょう。
エリアごと価格相場の特徴
京都市北区(111.0万円/坪), 京都市上京区(116.0万円/坪)の平均中古一戸建て価格は、京都市全体の直近3年間の平均価格である106.8万円/坪に比べて3-10%と僅かに高い水準を示しています。この僅かな価格差は、京都市内の他の地域と比較して独自の魅力を持っていることを示しています。
京都市左京区(124.0万円/坪), 京都市下京区(125.0万円/坪)の平均中古一戸建て価格は、京都市全体の直近3年間の平均価格である106.8万円/坪よりも10-20%高い水準を示しています。この顕著な価格差は、京都市内で特に不動産需要が高いエリアであることを示しています。公共交通機関へのアクセス、教育機関や公的施設の充実など、住宅購入者に魅力的な要素が多くあります。これにより、京都市内でも特に価値の高い不動産市場となっています。
京都市中京区(140.0万円/坪)の中古一戸建て価格は平均140.0万円/坪に達し、京都市全体の直近3年間の平均価格である106.8万円/坪と比較して30%以上も高く、この大幅な差は京都市内で最も希望される住宅地の一つであることを示しています。この地域の中古一戸建て価格は、良好な生活環境を求める人々による強い需要によって引き起こされていることが示唆されます。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント
京都市 中古一戸建て相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
京都市北区 | 3,905 万円 | 111 万円/坪 | 3,705 件 | +2.2% (2023) |
京都市上京区 | 4,922 万円 | 116 万円/坪 | 1,991 件 | -8.0% (2023) |
京都市左京区 | 4,351 万円 | 124 万円/坪 | 4,085 件 | -6.3% (2023) |
京都市中京区 | 7,071 万円 | 140 万円/坪 | 2,493 件 | -0.7% (2023) |
京都市東山区 | 4,820 万円 | 106 万円/坪 | 1,289 件 | +30.0% (2023) |
京都市下京区 | 6,808 万円 | 125 万円/坪 | 1,962 件 | -2.3% (2023) |
京都市南区 | 3,834 万円 | 96.8 万円/坪 | 2,558 件 | -7.3% (2023) |
京都市右京区 | 3,059 万円 | 94.9 万円/坪 | 5,089 件 | -1.9% (2023) |
京都市伏見区 | 2,623 万円 | 77.6 万円/坪 | 6,636 件 | +0.7% (2023) |
京都市山科区 | 2,330 万円 | 66.8 万円/坪 | 3,533 件 | +3.5% (2023) |
京都市西京区 | 3,902 万円 | 109 万円/坪 | 3,699 件 | +1.4% (2023) |
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント