京都市の土地価格相場(地価)は坪単価 74.3万円/坪 (22.5万円/㎡)でした。土地相場は京都市における9,434件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な土地の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 74.3 万円/坪 (22.5万円/㎡)
・平均駅距離 13.2 分
・平均専有面積 70.8 坪 (234 ㎡)
このページでは「京都市」の平均的な土地価格(地価)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して土地価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の土地価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、土地の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
土地相場は、土地を売る際の売却相場(売出価格)の一つの目安です。 売却を決める前に、いくらで売る(売出価格をいくらにする)のが妥当か調べてみましょう。
記事監修:岩野愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
京都市 土地価格相場(地価)
価格相場 74.3 万円/坪 (22.5万円/㎡)
・平均駅距離 13.2 分
・平均専有面積 70.8 坪 (234 ㎡)
2020 年の京都府 京都市における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.2 万円/坪 (25.5 万円/㎡)。土地相場は1年前に比べて 17.0 万円減(-16.8 %)と不調に推移。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2019年 18.2 % → 2020年 18.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 6.0 % → 2020年 4.4 %)
掲載されている相場および推移は、9,434 件の国土交通省の売買取引データに基づき計算されています。
京都市 土地相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
北区 | 4,598 万円 | 86.1 万円/坪 | 984 件 |
上京区 | 5,546 万円 | 125 万円/坪 | 428 件 |
左京区 | 5,729 万円 | 87.6 万円/坪 | 1,430 件 |
中京区 | 12,370 万円 | 203 万円/坪 | 596 件 |
東山区 | 6,573 万円 | 117 万円/坪 | 196 件 |
下京区 | 10,564 万円 | 182 万円/坪 | 535 件 |
南区 | 7,485 万円 | 76.4 万円/坪 | 631 件 |
右京区 | 3,989 万円 | 65.5 万円/坪 | 1,174 件 |
伏見区 | 4,050 万円 | 51.3 万円/坪 | 1,708 件 |
山科区 | 2,564 万円 | 45.4 万円/坪 | 812 件 |
西京区 | 4,371 万円 | 70.7 万円/坪 | 940 件 |
京都市の周辺環境
1000年の間、日本の中心地
京都市は、政令指定都市で8番目の人口があります。日本の歴史では、平安時代から明治時代まで1000年に渡って日本の中心地とされた場所です。平安京が現在の京都の街並みをそのまま形成していて、修学旅行や外国人観光客が多く訪れる街です。京都盆地にあり夏暑く、冬寒い盆地特有の気候で近畿地方でも特有の気象環境です。市街地と山間地帯が近くにあり、身近に自然を感じられます。
古代から中心地となっていたこともあり、京都駅を中心に各方面へ交通でアクセスできる利便性があります。交通網が発達して、大阪・京都のベットタウンとしての新興住宅地が増えてきています。京都市内には学術・文教地区で大学が多く集まり、学生が多い街です。また日本を代表する大企業や上場企業も多くなり産業面でも就業する方が多い地域です。
日本の近代化に貢献
京都では、琵琶湖の水を使っての水力発電が発祥と言われています。この発電で路面電車の電気を作っていたとされて市民生活や工業操業に貢献しました。これは、琵琶湖疏水100年を記念して琵琶湖疏水記念館で展示されて近代化産業遺産に登録されています。
ほかに京都では、明治時代に小学校が最初に創設された場所です。自治体別に機能を持たせた運営は、現在の小学校の礎になりました。