物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2025年
2025年1月12月

この記事は宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

執筆: ウチノカチ編集部(データ分析)/監修: 岩野 愛弓(宅地建物取引士) | 運営者情報

中古マンション相場の概況

収録済み取引期間: 2025年1月〜12月

2025年1月〜12月期のJR南武線 (川崎駅~稲田堤駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は89.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.2%( +5.2万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1958 件(1年前(2024年)に比べて +18.2%( +301件)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 21.3年(昨年 19.7年から +8.5 %増)。平均専有面積は 56.5 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から -1.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく減少。

比較可能な16駅のうち、値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅(対象路線 16 駅)。全体的に上昇基調。向河原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは向河原駅で昨年に比べ +20.3 %、単価は 93.8 万円/㎡となった。

上位 2 駅(向河原駅、津田山駅)は +19.0 %(単価 +13.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(宿河原駅、尻手駅)は -8.9 %(単価 -5.8 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.6 % → 2025年 3.5 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.4 % → 2025年 10.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.6 % → 2025年 36.6 %)

平均取引単価は上昇していますが、物件属性の変化要因は上昇1件・下落2件が同時に表れています。単価の変動は取引物件の構成変化の影響も含みます。

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった武蔵小杉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は137万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.5%( +16.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 407 件(1年前(2024年)に比べて +8.8%( +33件)と堅調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった稲田堤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +16.0%( +5.6万円/㎡)と上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -30.0%( -3件)と減少しています。)。

JR南武線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR南武線現状(2025)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
川崎駅90.3万/㎡
(20.8年/47.7㎡)
84.7万/㎡
(19.2年/48.4㎡)
76.1万/㎡
(20.5年/51.9㎡)
尻手駅68.7万/㎡
(21.8年/56.2㎡)
72.4万/㎡
(16.3年/53.7㎡)
62.5万/㎡
(18.6年/61.0㎡)
矢向駅68.5万/㎡
(21.0年/65.5㎡)
69.3万/㎡
(18.7年/65.4㎡)
68.9万/㎡
(16.5年/67.9㎡)
鹿島田駅75.2万/㎡
(27.7年/63.0㎡)
65.9万/㎡
(28.2年/68.0㎡)
66.7万/㎡
(26.5年/60.0㎡)
平間駅72.2万/㎡
(24.4年/49.0㎡)
69.2万/㎡
(24.4年/50.0㎡)
61.6万/㎡
(25.1年/50.8㎡)
向河原駅93.8万/㎡
(16.0年/36.8㎡)
78.0万/㎡
(21.6年/54.3㎡)
98.4万/㎡
(13.8年/42.5㎡)
武蔵小杉駅137万/㎡
(15.0年/61.1㎡)
120万/㎡
(14.6年/63.1㎡)
110万/㎡
(14.4年/65.4㎡)
武蔵中原駅69.6万/㎡
(23.9年/61.1㎡)
71.3万/㎡
(22.0年/59.2㎡)
62.9万/㎡
(21.8年/54.9㎡)
武蔵新城駅73.1万/㎡
(22.1年/60.4㎡)
68.5万/㎡
(20.7年/60.2㎡)
66.1万/㎡
(21.1年/55.5㎡)
武蔵溝ノ口駅75.4万/㎡
(29.1年/70.5㎡)
78.8万/㎡
(31.4年/64.6㎡)
71.6万/㎡
(29.3年/70.0㎡)
津田山駅70.7万/㎡
(15.6年/66.7㎡)
60.0万/㎡
(21.3年/67.7㎡)
53.6万/㎡
(23.6年/66.9㎡)
久地駅49.3万/㎡
(26.5年/65.0㎡)
50.3万/㎡
(26.4年/65.8㎡)
51.9万/㎡
(24.0年/68.4㎡)
宿河原駅54.2万/㎡
(29.7年/60.9㎡)
62.0万/㎡
(20.9年/61.7㎡)
52.1万/㎡
(29.3年/51.7㎡)
登戸駅62.9万/㎡
(32.4年/53.3㎡)
54.3万/㎡
(32.2年/56.7㎡)
59.1万/㎡
(26.0年/64.8㎡)
中野島駅53.4万/㎡
(26.9年/60.7㎡)
53.0万/㎡
(23.8年/59.9㎡)
51.2万/㎡
(22.6年/69.7㎡)
稲田堤駅40.3万/㎡
(34.5年/70.7㎡)
34.7万/㎡
(33.3年/65.5㎡)
27.9万/㎡
(36.5年/55.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ、収録期間: 2025年1月〜12月)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

向河原駅 93.8 万/㎡(昨年同期比 +20.3 %)

向河原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は93.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +20.3%( +15.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2024年)に比べて +46.7%( +7件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 21.6年から -25.9 %減)。平均専有面積は 36.8 ㎡ (昨年 54.3 ㎡から -32.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 21.6 年 → 2025年 16.0 年、-25.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.7 % → 2025年 18.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.2 分 → 2025年 7.6 分、+22.4 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 9.1 %)

津田山駅 70.7 万/㎡(昨年同期比 +17.8 %)

津田山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は70.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +17.8%( +10.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 15 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 15.6年(昨年 21.3年から -26.5 %減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 67.7 ㎡から -1.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 21.3 年 → 2025年 15.6 年、-26.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.6 分 → 2025年 6.9 分、-27.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 26.7 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 26.7 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 13.3 % → 2025年 13.3 %)

宿河原駅 54.2 万/㎡(昨年同期比 -12.7 %)

宿河原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は54.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -12.7%( -7.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 35 件(1年前(2024年)に比べて +66.7%( +14件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.7年(昨年 20.9年から +41.8 %増)。平均専有面積は 60.9 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から -1.3 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2024年 20.9 年 → 2025年 29.7 年、+41.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.4 分 → 2025年 9.2 分、+24.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.8 % → 2025年 14.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 61.9 % → 2025年 80.0 %)

尻手駅 68.7 万/㎡(昨年同期比 -5.2 %)

尻手駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.2%( -3.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 112 件(1年前(2024年)に比べて -2.6%( -3件)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 16.3年から +33.5 %増)。平均専有面積は 56.2 ㎡ (昨年 53.7 ㎡から +4.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.9 % → 2025年 2.7 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.7 % → 2025年 3.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2024年 16.3 年 → 2025年 21.8 年、+33.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.1 % → 2025年 43.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.2 % → 2025年 11.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 不動産情報ライブラリ(過去の実取引情報、収録期間: 2025年1月〜12月)

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