【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の東海道新幹線 (熱海駅～浜松駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +25.1％( +7.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 398 件(１年前(2024年)に比べて -65.1％( -744件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 99.6 坪から -16.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。掛川駅、浜松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは掛川駅で昨年に比べ +72.4 ％、坪単価は 15.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(掛川駅)は +72.4 ％(坪単価 +6.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(熱海駅)は -51.2 ％(坪単価 -18.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 48.4 分 → 2025年 43.3 分、-10.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.3 ％ → 2025年 1.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった静岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.3万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +19.0％( +9.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 114 件(１年前(2024年)に比べて -61.2％( -180件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった掛川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +72.4％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(１年前(2024年)に比べて -82.1％( -133件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東海道新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 熱海駅 | 17.4万/坪 (118坪) | 35.7万/坪 (87.8坪) | 31.4万/坪 (103坪) |
| 三島駅 | 37.1万/坪 (68.2坪) | 35.0万/坪 (88.4坪) | 36.9万/坪 (98.6坪) |
| 静岡駅 | 56.3万/坪 (61.7坪) | 47.3万/坪 (69.2坪) | 47.7万/坪 (69.2坪) |
| 掛川駅 | 15.1万/坪 (87.2坪) | 8.7万/坪 (173坪) | 13.1万/坪 (99.2坪) |
| 浜松駅 | 30.2万/坪 (96.7坪) | 24.1万/坪 (101坪) | 24.1万/坪 (93.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
掛川駅 15.1 万/坪(昨年同期比 +72.4 ％)
掛川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +72.4％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(１年前(2024年)に比べて -82.1％( -133件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.2 坪 (昨年 173.0 坪から -49.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 47.6 分 → 2025年 31.2 分、-34.5 ％と大きく減少)
熱海駅 17.4 万/坪(昨年同期比 -51.2 ％)
熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.2％( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 87.8 坪から +34.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 27.5 分 → 2025年 23.8 分、-13.2 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示