【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の東海道新幹線 (熱海駅～浜松駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -1.9％( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 238 件(１年前(2023年)に比べて -18.5％( -54件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 94.4 坪から -2.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。静岡駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは静岡駅で昨年に比べ +7.1 ％、坪単価は 47.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(静岡駅)は +7.1 ％(坪単価 +3.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(熱海駅)は -42.6 ％(坪単価 -20.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 0.7 ％ → 2024年 0.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった静岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.3万円/坪(14.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +7.1％( +3.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 56 件(１年前(2023年)に比べて -25.3％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった掛川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -22.0％( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(１年前(2023年)に比べて -27.6％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東海道新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 熱海駅 | 27.6万/坪 (45.1坪) | 48.2万/坪 (91.5坪) | 11.0万/坪 (34.3坪) |
| 三島駅 | 31.5万/坪 (98.2坪) | 35.2万/坪 (140坪) | 35.8万/坪 (73.2坪) |
| 静岡駅 | 47.3万/坪 (80.6坪) | 44.1万/坪 (85.5坪) | 47.7万/坪 (69.3坪) |
| 掛川駅 | 10.9万/坪 (100坪) | 13.9万/坪 (91.9坪) | 12.8万/坪 (102坪) |
| 浜松駅 | 24.7万/坪 (96.3坪) | 25.1万/坪 (89.6坪) | 27.7万/坪 (119坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
静岡駅 47.3 万/坪(昨年同期比 +7.1 ％)
静岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.3万円/坪(14.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +7.1％( +3.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 56 件(１年前(2023年)に比べて -25.3％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 80.6 坪 (昨年 85.5 坪から -5.7 ％減)。
熱海駅 27.6 万/坪(昨年同期比 -42.6 ％)
熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.6万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -42.6％( -20.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.1 坪 (昨年 91.5 坪から -50.7 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示