【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の東京メトロ丸ノ内線 (池袋駅～荻窪駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 334万円/坪(101万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +2.1％( +6.8万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて -81.4％( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.2 坪 (昨年 35.6 坪から -20.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。東高円寺駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東高円寺駅で昨年に比べ +28.8 ％、坪単価は 320 万円/坪となった。
上位 1 駅(東高円寺駅)は +28.8 ％(坪単価 +71.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(池袋駅)は -2.2 ％(坪単価 -6.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.3 ％ → 2025年 37.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新大塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 430万円/坪(130万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +11.8％( +45.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった池袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 287万円/坪(86.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -2.2％( -6.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ丸ノ内線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池袋駅 | 287万/坪 (22.7坪) | 293万/坪 (25.0坪) | - |
| 新大塚駅 | 430万/坪 (12.1坪) | 384万/坪 (38.9坪) | 339万/坪 (19.7坪) |
| 茗荷谷駅 | - | 1,009万/坪 (28.7坪) | 514万/坪 (27.2坪) |
| 後楽園駅 | - | 467万/坪 (25.7坪) | - |
| 本郷三丁目駅 | - | 756万/坪 (21.2坪) | 481万/坪 (16.6坪) |
| 御茶ノ水駅 | - | - | 1,736万/坪 (24.2坪) |
| 淡路町駅 | - | - | - |
| 大手町駅 | - | - | - |
| 東京駅 | - | - | - |
| 銀座駅 | - | - | - |
| 国会議事堂前駅 | - | - | - |
| 赤坂見附駅 | - | - | - |
| 四ツ谷駅 | - | - | - |
| 四谷三丁目駅 | - | 432万/坪 (34.0坪) | 614万/坪 (21.2坪) |
| 新宿御苑前駅 | - | - | - |
| 新宿三丁目駅 | - | - | - |
| 新宿駅 | - | - | - |
| 西新宿駅 | - | - | - |
| 中野坂上駅 | - | - | 339万/坪 (24.2坪) |
| 新中野駅 | - | 279万/坪 (22.7坪) | 527万/坪 (30.5坪) |
| 東高円寺駅 | 320万/坪 (21.9坪) | 249万/坪 (29.8坪) | 298万/坪 (34.0坪) |
| 新高円寺駅 | - | 240万/坪 (52.9坪) | 370万/坪 (49.9坪) |
| 南阿佐ケ谷駅 | - | 235万/坪 (26.0坪) | 245万/坪 (23.8坪) |
| 荻窪駅 | 328万/坪 (36.7坪) | 292万/坪 (45.4坪) | 235万/坪 (33.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東高円寺駅 320.1 万/坪(昨年同期比 +28.8 ％)
東高円寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 320万円/坪(96.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +28.8％( +71.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 21.9 坪 (昨年 29.8 坪から -26.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.1 分 → 2025年 4.5 分、-37.0 ％と大きく減少)
池袋駅 286.5 万/坪(昨年同期比 -2.2 ％)
池袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 287万円/坪(86.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -2.2％( -6.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 25.0 坪から -9.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 10.0 分 → 2025年 11.0 分、+10.0 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示